クライアントをビジネスプロデュースする理由
今日は、
「クライアントをビジネスプロデュースする理由」
というテーマでお届けします。
私がクライアントをプロデュースしている理由は、
一日も早くコーチングで稼いでもらいたいからです。
コーチングはスキルを身につけるだけでは、
稼ぐことができません。
なぜならば、
「スキルをお金に変える作業」
が必要だからです。
この自分のスキルをお金に変える作業が
ほとんどのコーチ、それから
コンサル、カウンセラー、セラピストといった
ひとりビジネスをしている人は、
できません。
なので、
いくら、スキルを高めても
食べていくことができないのです。
では、どうするのかというと、
あなたのスキルと相手のお金とを
交換するための方法を知ることです。
ビジネスは、
お金を稼ぐことだけではありません。
あなたのスキルと相手のスキルを交換することでも
ビジネスが成り立ちます。
例えば、
あなたがコーチングのスキルがあり、
相手は、ホームページを作るスキルがあれば、
コーチングセッションをするかわりに
ホームページを作ってもらうことでも、
ビジネスは成り立ちます。
ホームページを無料で作ってもらうことで、
今後のあなたのコーチングビジネスが
大きく変わるからです。
ほとんどの場合、相手にスキルが無いので、
最終的に「お金」というものと
物々交換しているだけです。
では、
相手は、なぜ、30万円以上の高額なお金を
払うのでしょうか?
高額商品を買う理由
高額商品を買う理由は、
「悩みが解決し、
理想の未来を手に入れることができるから」
です。
その商品の値段以上に価値を感じたときに、
見込み客は「お願いします」というわけです。
稼げないほとんどの人は
自分の商品を価値を高めようとせず、
商品を説得して売ろうとしたり、
値段を安くしたりします。
そうなると、
いつまでたっても
「あなたのスキルとお金の交換」
ができません。
あなたの商品の価値を高める方法を
知っていますか?
ほとんどの人が知りません。
知っているとしても、
順番が間違っています。
順番が間違っているので、
商品が売れません。
正しく言えば、
売れなくてもいいのですが、
売れなければ、
今売ろうとしている方法とは
違う方法で売ろうとします。
これが、うまくいかない最大の理由です。
では次に、
どのようにすれば、
高額商品が売れるようになるのか
手順を説明します。
高額商品が売れる手順
では、
高額商品が売れる手順を
説明していきます。
高額商品が売れる手順は、
・高額商品を作る
・高額商品を売る
だたこれだけです。
しかし、
こう書くと、
売れないから困っていると言われそうなので、
もう少し詳しく説明していきます。
「高額商品を作る」とは、
これは、
私がいつも言っている
「単価5万円で6回セッション」
という商品でいいと思います。
このときに、
6回セッションを具体的に何をするのか、
6つの階段を作る必要があります。
ほとんどの人が、
これができません。
できない理由は
商品づくりではなく、
実は、
「高額商品を売ることをしない」からです。
何が言いたいかというと、
高額商品を提示して、
断られるところまでいかなければ、
高額商品を売れません。
あなたがクロージングをしないで、
相手が「30万円の商品を売ってください」
ということは、さすがにありません。
クロージングしますと宣言しなくてもいいので、
クロージングの作業は必要です。
しかし、
稼げないほとんどの人は、
クロージングをして断れたことが、
終わりだと思ってしまいます。
クロージングは
断れたことから始まります。
なので、
クロージングが断られて
それで終わっていたら
いつまでたっても
高額商品が売れることはありません。
では、
次に、クロージングで断られた後、
何をするのか、説明していきます。
クロージングで断れた後の行動
クロージングを断れた後の行動とは、
どんなことをしていくのでしょうか?
先に答えを書きますね。
30万円の商品のクロージングをした結果、
残念ながら断られたとします。
そのときに、この質問をしてください。
「では、どんな商品なら
あなたが30万円を払ってくれますか?」
この質問を稼げない人はしていません。
もし、しているのであれば、
稼げるようになっているからです。
この質問の意味は、
あなたの商品構成であなたが気づいていない、
「見込み客のニーズ」を探すことです。
高額商品の購入を見送った理由は、
金額が高いのではありません。
「金額が高い」と思っているのは、
あなたに「お金のブロック」があるだけだからです。
お金のブロックは
あなたが勝手に抱えている価値観なので、
すべての人が持っているわけではありません。
それ以上に重要なのが、
「見込み客が欲しい商品になっていない」
ことが買ってくれない理由です。
なので、
「なぜ買わなかったのか」
理由を知ることで、
商品価値を上げることができます。
この作業を
クロージングの後で行っていないことが
稼げない最大の原因です。
もし、
見込み客が
「セッション回数が12回だったら30万円払った」
と言ったとしたらどうでしょうか?
「では、特別に12回ということにしますが、
契約してくれますか?」
というと契約してくれると思います。
もちろん、
回数が増えることで単価は下がりますが、
本来の目的は、
「見込み客の悩みを解決すること」
「理想の未来に連れて行くこと」
なので、
見込み客が商品になにか不満を感じ、
契約を断ったのであれば、
その不安を解消することで商品が売れます。
この場合は、
回数に不安があったということです。
あなたが、稼げている状態だったら、
契約まで持ち込まず、
「ありがとうございました」
お礼だけ伝えて
クロージングは終わりです。
まだ稼げていない状態だったら、
セッションを倍にするだけで
契約が取れるのであれば、
契約をとってから考えたらどうでしょうか?
つまり、
とりあえず、
「高額商品を作り、売ってみること」
をしなければ、
高額商品が売れることがないのです。
高額商品が売れない理由は、
「金額が高い」のではなく
「見込み客のニーズと合っていないから」
です。
この見込み客のニーズに合わせるためには、
クロージングをしてみて、
見込み客に直接ニーズを聞くことが
一番の近道です。
稼げない人は、ビックチャンスを逃している
しかし、
そんなビックチャンスがありながら
ほとんどの人は、
「ありがとうございました」
といってその場を去ってしまいます。
アンケートで
「悪いところは何でしたか?」
とでも回答してもらっていたら
まだましですが、
それもせずに帰ってきてしまいます。
それでは
いつまでたっても
稼げるようにはなりません。
私のような専門家は、
「見込み客のニーズ」から逆算して
商品を作るので、断れても、
次の見込み客に席が移動するだけです。
しかし、
稼げない人は、
「見込み客のニーズ」がずれているので、
それを「見込み客のニーズ」に
合わせる作業が必要になります。
稼げないのは、
「見込み客のニーズとずれているから」
なのです。
私がいつも言っている
「あなたの商品が必要な人を集める」
ことができていません。
見込み客のニーズが、
あなたの商品と一致しなければ、
買ってくれることはないのです。
しかし、
あなたの商品を買ってくれないということは、
「見込み客のニーズ」とずれています。
最初はそれを修正する必要があります。
それが、
「どうしたら買ってくれますか?」
という質問です。
少し泥臭い質問ですが、
この質問をすることで、
相手のニーズがわかります。
ひょっとしたら、
分割払いが6回ではなく
「10回だったら払えたのに」
といった答えが
返ってくるかもしれません。
「それなら、10回払いにします」
で契約が決まるのです。
稼げていないあなたの思考で
いくら答えを探しても、見つかりません。
商品を作る段階で、
ベストの商品を作っているからです。
しかし、
その商品は、
あなたがベストと思っているだけで、
売れないとしたら、
見込み客のベストではない
ということになります。
もちろん、
あなたの現状のスキルでは
カバーできないこともでてきます。
それは、スキルアップが必要です。
しかし、
商品説明資料の中で、
書き忘れていて説明していないとか
やるつもりだったけれど、
説明しなかった
というようなところが
見込み客がしてほしかったところ
かもしれません。
そうなると、
「なぜ買ってくれないのか?」
という質問をしなければ、
改善しようがありません。
フォローもできませんよね。
そんな小さなフォローをするだけで
「安心しました、契約します」
という人も実は多いのです。
この些細な質問で、契約率が上がります。
この作業は
「見込み客が買わない理由を潰す」
工程です。
買わない場合の多くは、
「お金がない」
「時間がない」
「自信がない」
といった断る理由ですが、
断る理由を考えさせないためにも、
前もって、
手に入れたい未来を聞き出しているのです。
手に入れたい未来が本当なら
これらの理由が出てくるのは
おかしいわけです。
手に入れたい未来、
人生を変える未来を手に入れるのに
「お金がない」
「時間がない」
「自信がない」
といった言い訳が出てくるということは、
クロージングがその時点で失敗しています。
なので、
「あなたは、
こんな未来が欲しいと言っていましたが、
本気ではなかったのですか?」
という質問からもう一度、
「本当の未来は何なのか?」
セッションする必要があります。
しっかりと手に入れたい未来が見えている場合は、
ほんの些細な不安が残っているので、
契約までいかないのです。
それをあぶり出す質問が、
「どういう内容が加われば買いたいと思いますか?」
という質問です。
この質問で、目の前にいる
「見込み客のニーズ」に合わせることで、
「買わない理由を潰す」わけです。
この作業は一見、
「商品を無理やり買わせている」という
イメージになるかもしれませんが、
あなたがもし、見込み客を
「理想の未来に連れていける」としたら
無理矢理にでも契約させて
「理想の未来に連れて行く」ほうが
見込み客は幸せなはずです。
見込み客が
理想の未来をイメージできているとしたら、
おそかれはやかれ、
誰かから理想の未来に行くための商品を買います。
それがあなたなのか、
他人なのかだけのはなしです。
理想の未来に行くための商品を買わないとしたら、
それは見込み客が
「本気で理想の未来に行きたい」と
思っていません。
なので、あなたがしっかりと
覚悟を持って連れて行くことさえできれば、
見込み客は理想を未来を
手にすることができます。
そうすれば、相手にとっても
無理矢理契約したイメージではなくなり、
「あのとき契約してよかった。
背中を押してくれてありがとう」
といわれるようになります。
ビジネスの目的が「お金」ではなく
「相手の悩みを解決し、
理想の未来に連れて行くこと」
だからです。
そのためには、
買わない理由を潰すことも必要です。
それがコーチであるあなたの役目であり、
ビジネスで稼ぐ方法の一つでもあります。
あなたの商品に足らないことを
見込み客のニーズに合わせることで
契約が取れることがよくあります。
最初は、そこからです。
そのうちに、改善点が見つかり、
商品価値が上がり、
クロージングもできるようになります。
そうすれば、
月収100万円は簡単です。
クライアントをプロデュースする理由
私がクライアントをプロデュースする理由は
「見込み客のニーズ」から逆算して
商品パッケージを作ることで、
クライアントがクロージングをしやすくするためです。
もし、
私の作った商品パッケージをクロージングして、
断られることがあるとすれば、
見込み客自身が
「目標達成し、本当にその世界に行ってしまったら
どうなるのだろうか」
という恐怖が芽生え、
そこから突然、断る理由を考え始めてしまうからです。
そうなると、
さすがに、その日のクロージングは難しいことになります。
それだけ、私の作った商品は、
「見込み客のニーズ」をしっかり捉え、
周りの堀を埋めた商品を提案しているからです。
逃げ場がなくなるので、
今まではとても強気だった見込み客が
どんどん言い訳し始めます。
それだけ強力な
「商品パッケージ」と
「クロージング」だからです。
しかし、それは
理想の未来を手に入れてもらいたいから
でもあります。
ほんの少しの勇気さえあれば、
理想の未来を手に入れることができるのです。
私のクライアントには、
とりあえず、クロージングして、
買わない理由をリサーチして
とはいいません。
買わない理由ははじめから無いからです。
それだけの商品パッケージを一緒に作ります。
そうすることで、
クライアントが早く結果が出ます。
それが
私の今の役目です。
もし、
今、あなたが稼げていないとしたら、
まずは、高額商品を作って
「いらない」と言われてみてください。
そうしなければ、
あなたの商品がなぜ売れないかわかりません。
あなたが売れると思った商品を作ったからといって
売れるはずがないのです。
なぜなら、
「見込み客のニーズ」とずれているからです。
ぜひ、1日も早く
「いらない」といわれてくださいね。
いかがでしょうか?
今日の内容は、
「高額塾」で教えている内容を説明しました。
ネットで探してもあまり書かれていないかもしれません。
ここまで読み進めたあなただけが
手に入れることができたノウハウです。
ぜひ、あなたのビジネスに取り入れてくださいね。
株式会社マインドコーチ 代表取締役 安達慎一
集客やセールスが苦手な稼げないコーチの方向けに、コーチングビジネスの稼ぎ方を教えています。稼げないコーチを稼げるコーチに育成しています。