料金が、高い安いは相手が決める
今日は、
「料金が、高い安いは相手が決める」
というテーマでお話します。
あなたのセッション料金は
「高い」でしょうか?
それとも
「安い」でしょうか?
答えは、
相手が決めることです。
全く成果が出なければ高いかもしれませんし、
人生が変わるのなら安いでしょう。
しかし、
これはあくまで受け取る側の価値観です。
100億円稼いでいる人が、
100万円のセッションを受けるとしたら、
私達の100円ぐらいの感覚で、
安いと思うでしょう。
つまり、
置かれている立場によっても
価値は変わるのです。
値段を決めるときは、
あなたが「高い」「安い」と
考えても意味がありません。
なぜなら、
安いからたくさん売れるわけでもなければ、
高いから全然売れないわけでもないからです。
値段が高いか安いかは
相手が決める
そんな話をしていきます。
まずは、30万円の商品を作ってみる
私がいつもクライアントに言っているのは、
「30万円の商品を作ってみましょう」
と言っています。
そのためにはまず、
「6回のセッションで単価5万円を想定してください」
と言っています。
3ヶ月6回のセッションを30万円で売るのは、
それほど難しくはありません。
ただ、普通に
コーチングするというのでは、
たぶん、高く感じるでしょう。
普通のコーチングは、
そのセッションでのテーマが決まり、
クライアントに気づきを与えます。
しかし、
3ヶ月の商品パッケージを作ると
3ヶ月後のゴールを明確にすることで、
3ヶ月後に、見込み客をほしい理想の未来に
連れて行くことができます。
1回のセッションよりも
6回のセッションのほうが、
効果があることは明らかですよね。
なので、
6回のメニューをまずは作ってもらうのです。
そして、
出てきたメニューを
今度はどのようにビジネスにするのかを
検討します。
マンツーマンセッションなのか、
それともセミナー形式なのか、
コミュニティなのか、
それによって、
打ち出す方法が変わるからです。
しかし、
実際に30万円の商品を作りはじめなければ、
「どこがわからないのか」
「どこが難しいのか」
「どこができないのか」
がわかりません。
なので、まずは、
やりたいビジネスのメニューを
自由に作ってもらうことで
立ち位置を理解してもらうことから
はじめています。
そうすると、
メニュー出ししても
「ここは忘れている」だとか
「ココはもう少し勉強が必要だ」といった
気づきがあります。
まずは、
6回分のセッションメニューを作り
改善点を自ら見つけてもらうことから
はじめます。
メニューができると次は
「言語化する」ことをしてもらいます。
どのようにしていくのか、
次に説明していきます。
メニューを言語化する
次にしてもらうのは、
「言語化」という作業です。
「言語化」すると
「知っているだけ」なのか、
「できる」のか、
それとも
「やり続けている」のか
がわかります。
「知っているだけ」なら
文章にすることは難しいでしょう。
「できる」のであれば、
ある程度言語化できますが、
ところどころ、
曖昧なところが出てきます。
そこは調べたり、
スキルを上げたりする必要があります。
「やり続けている」レベルになると
すらすら言語化できるはずです。
もちろん、
「やり続けている」レベルにいるのが
望ましいですが、
そこまでなくても、
「できる」のレベルなら
十分、商品化できます。
よく、「できる」のレベルでも
「調べたらわかるし」とか
「本に載っているから」といった理由で
商品にしない人がいます。
しかし、
できない人にとって、
調べ方もわかりませんし、
本を探すのも面倒かもしれません。
できない人が
お金を払って解決したいと言っているのであれば、
素直に「お金を受け取り」
対価として価値を提供してください。
それが
ビジネスです。
あなたが、無理に、
売らない理由をさがす必要はありません。
本に載っていても、
調べたら分かる内容でも、
商品を買ってくれるのであれば、
問題ありません。
そもそもスキルは、
オリジナルが存在しません。
誰かが作ったスキルであっても、
「できる」レベルなら
すでにあなたのものです。
カーネギーが言ってようが、
ドラッガーが言ってようが、
オリジナルを自分のスキルにすれば
いいわけです。
できない人は、
誰が言っていたかではなく、
「あなたから習いたい」
と思っているのです。
そして、
できない人は、
どうやったら悩みが解決し、
理想の未来を手に入れることができるのか、
わかりません。
それをあなたが差し出してあげればいいのです。
そのためには、
あなたの商品を言語化し、
「できる」レベルの商品を提供することが
重要です。
ビジネスの本質
ビジネスは
「価値と価値」の交換です。
あなたのスキルと
見込み客のお金を交換して成り立ちます。
見込み客が「高い」と思えば
買わないだけです。
なにもあなたの商品が悪いわけではなく、
見込み客が商品の価値を
受け取れないだけなのです。
その部分を勘違いしてしまうと、
「売れないのは商品の値段が高いからだ」
と思ってしまいます。
そう思ってしまえば、
値段を下げるしかなくなってしまうのです。
それでは、
ビジネスはうまく回りません。
ビジネスをうまくを回すためには、
マーケティングで
「あなたの商品が必要な人」を集めることです。
「あなたの商品が必要な人」
だけを集めることで、
あなたは、
「商品を差し出すだけ」で売れるわけです。
商品が売れない場合のほとんどが
「あなたの商品を必要ではない人」
を集めています。
もし、
あなたの商品を必要としていない人だとしたら、
「いらない」といわれても当たり前です。
「いらない商品」であれば、
高いも安いもありません。
それを勝手に
「商品の値段が高い」と勘違いするのは
とてももったいないことなのです。
あなたの商品が売れない理由は
「値段だけではない」ことを理解してくださいね。
あなたの商品を必要な人だけ集める
あなたが商品を売るためにすることは
「あなたの商品を必要な人」
だけを集めることです。
答えは簡単です。
砂漠の真ん中で、
水が欲しい人に水を売れば、
いくら高くてもお金を出すでしょう。
1000円でも安いかもしれません。
同じことが、
富士山の頂上や、
コンサート会場、映画館の中でも
ありますよね。
コンビニでも
スーパーより水が高かったりします。
つまり、
商品が必要な人を集めることで、
いくらでも高い値段で売れるということです。
商品が売れない人は、
「誰でもいいから人を集めればいい」
と思っています。
そうすると
100人集めても
1人も買ってくれないことが起こってしまいます。
ビジネスは、
うまく説得して商品を売るのではないのです。
ほしいと思っている人だけを集めることで、
あなたがすることは、
「欲しいものを差し出すだけ」
で商品が売れます。
私の場合は、
稼げるコーチを育成しているので
「コーチングで稼ぎたい」と
思っている人を集め、
稼ぎたい人に対して、
商品を提供することで、
クライアントが契約してくれます。
それと同じ環境を用意することで、
商品が売れます。
その値段は高くても安くても
関係がありません。
もし、
私の商品が100万円だとしても、
安定して月収100万円が手に入るとしたら、
100万円は高いでしょうか?
たぶん安いと思います。
つまり、
価値を受け取る人が、
価値を理解すれば、
値段の高い安いは、
関係がなくなるということです。
メルセデス・ベンツや
エルメスのバーキンが高い値段で売れる理由が
理解できれば、わかるはずです。
値段以上の価値が手に入ると思うから
ベンツやバーキンを買うのです。
もちろん、
ベンツやバーキンに価値を感じない人は、
「高い」と思うでしょう。
でも、それでいいのです。
ビジネスというのは
「価値と価値」の交換なので、
価値を感じてくれた人にだけ
商品を買ってもらえばいいのです。
あなたがすることは、
「あなたの商品が必要」と思っている人を
集めることです。
そうすれば、
あなたの商品は
値段に関係なく売れるようになります。
あなたの商品が必要な人だけを
集める仕組みさえあれば、
安定して稼げることは理解できるでしょう。
私はそんな仕組みを提供しているのです。
ここまで読んでみてどうでしょうか?
料金が、高いか安いかを決めるのは
相手だということが理解できましたか?
相手が決めるものを
商品を作っている段階で
「高いかな」「安いかな」と考えても
時間の無駄だということです。
それよりも
あなたがすることは
「しっかりと商品を作る」
ということ
そして、
「あなたの商品が必要な人を集めること」
です。
それだけできれば、
ビジネスは回ります。
間違っても
「値段が高いから商品が売れない」と
思わないことです。
そこに売れる商品の答えはありません。
しっかり理解して、
ビジネスを続けてくださいね。
いかがでしょうか?
商品が売れなくても
値段を気にすることはありません。
受け取る人だけが
商品を買っていくのです。
そのことが理解できれば、
値段はいくらでもいいことになります。
あなたも
この内容を理解して、
しっかりビジネスを作っていってくださいね。
株式会社マインドコーチ 代表取締役 安達慎一
集客やセールスが苦手な稼げないコーチの方向けに、コーチングビジネスの稼ぎ方を教えています。稼げないコーチを稼げるコーチに育成しています。