本当は誰を助けたいですか?
本当は誰を助けたいですか?
今日は
本当は誰を助けたいですか?
というテーマでお話します。
あなたは、
誰を助けたいですか?
どんな人を助けたいでしょうか?
あなたが助けたい人が明確にならないと
コーチングビジネスははじめられません。
あなたが
どんな人を助けたいかを
明確にすることで
クライアントのターゲット像が決まります。
お金で困っている人なのか、
ビジネスで困っている人なのか、
パートナーがいなくて困っている人なのか、
メンタルで悩んで困っている人なのか、
どんな人をコーチングで助けたいのでしょうか?
まずは、
あなたがコーチングで助けるべき人を
決めることが重要です。
お金の問題を解決するし、
ビジネスの問題を解決するし、
パートナーの問題を解決するし、
メンタルの問題を解決する、
一見、すごいように見えますが、
コーチングを頼む側からすれば、
「何が専門分野なの?」
ということになります。
もし、
セッションフィーが同じなら
何でもできるコーチよりも
専門分野のコーチに頼みたいですよね。
より、
実績もありそうだし、
知識も豊富だからです。
専門分野が決まっていないと
なかなかビジネスにはなりません。
なので、
まずは、
「誰を助けたいのか」
を明確にする必要があります。
今日はそんな話をしていきます。
専門分野を決める
まずは、
専門分野を決めるということです。
コーチングで扱う専門分野が
狭ければ狭いほど、
集客しやすいです。
ただし、
あなた自身がやりたいことでなければ
うまくいきません。
売上を作りたいがばかりに
無理やり
差別化やUSPを作るコーチがいますが、
あまりおすすめしません。
やりたくないことで
売上を作ろうとしても
続けていけないからです。
なので、
専門分野を決めるときは
「自分のやりたいこと」
から決めていくことが基本です。
そして、自分のやりたいことから
「誰を助けられるのか?」
を考えたほうが、
ビジネスとして続けていくことができるし、
売上にもつながりやすいです。
よく稼げないコーチが間違えるのは、
「儲かりそうだから、この分野で」
と決めてしまうことです。
そうなると
稼ぎたいがばかりに
分野を決めることで
クライアントが取れても
なかなかうまくいかなかったりします。
ビジネスは売上がなければ続けていけません。
しかし、
売上を作るために、
無理やり商品を作ると
うまくいかないのです。
まずは、
「誰を助けることができるのか」
が先にあって、
助けることができるから
その対価として
お金をいただく
という順序でなければなりません。
稼げないコーチは先に
「どうやったら商品が売れるのか?」
と考えるから
集客のスキルやセールスのスキルを
学びに行き、
結果が出ないというわけです。
助けたい人がわかると
助けて欲しい人に
あなたを見つけてもらうことができれば
いいだけです。
助けて欲しい人があなたを見つけることで
問い合わせがあったり、
体験セッションに来たりします。
その結果、
契約になり、
売上が立つということになるのです。
助けたい人がわからないと
売れる商品もできないので、
結果的に
売れない商品をスキルでなんとか売ろうとします。
拾ってきたゴミを売ろうとするのと同じで、
ゴミを買おうとする人はいません。
あなたの商品がゴミとまでは言いませんが、
売れないものを売ろうとするのは、
ゴミ同然だということです。
そのためには、
まず、本当に売れるのかどうかを
確かめる作業が必要です。
買ってくれた人がいれば、
売れる商品なので、
今度はどうやってたくさんの人に売ることができるかを
初めて考えるわけです。
最初から
たくさんの人を集めて
運が良ければその中かから
商品を買ってもらおうとするから
うまくいかないだけなのです。
ゴールを間違えないこと
商品を売るためには
「ゴールを間違えないこと」
です。
よくあるのが、
「30万円の商品なんて売れないです」
という相談です。
売れないのは事実なので、
売れるようにしていかなければなりません。
どういうふうにしているのかと聞くと
ほとんどの場合は、
無料セッションをしたり、
低価格のセッションをしたりしています。
また集客方法も
アメブロを使ったり
Facebookやインスタグラムのように
無料のツールを使ったりしています。
このようなところにいる見込み客は
「無料だからお願いする」
という思考の人ばかりが集まっています。
つまり
お金を出してまで悩みを解決したいとは
思っていないわけです。
そんな人に
30万円の商品と提案したところで
「いらない」と言われる確率が高いです。
そうではなくて、
例えば、
「体験セッションを有料にしてみる」
わけです。
すると
体験セッションに申し込む人は
激減します。
それは、無料と有料と比べたら、
有料で体験セッションを受ける人が
少なくなるのは当然です。
しかし、
そもそも
無料体験セッションから
30万円の商品を買ってもらえないのなら
有料にして、申込みがなくなっても
ゴールである
「商品を買ってもらう」
ところまでは来てくれないわけです。
ゴールは
体験セッションに来てもらう数ではなく、
商品が売れた数なわけです。
今まで
無料だったら10人の
体験セッション申込みがあったとして、
有料にしたら0人になった。
しかし、
無料で10人が体験セッションに来てくれても
30万円の商品が一つも売れないのであれば、
有料にして0人になっても
30万円の商品が売れないことは
変わりがないことです。
別に無料体験セッションに10人きたから
良いわけではなく、
有料体験セッションに0人だったから
悪いわけではありません。
重要なのは
どちらも30万円の商品が売れなかったこと
のほうが問題なわけです。
有料体験セッションに0人だったとしたら
無料体験セッションに使った時間やお金は
いらないわけなので、
どうせ商品が売れないのなら
有料体験セッションするほうが
メリットが大きいのです。
無料体験セッションから
有料体験セッションに変更するときは
もちろん、勇気がいることです。
絶対に申し込む人数は減ります。
しかし、
ゴールは体験セッションの申し込みではなく
商品が売れるかどうかなのです。
体験セッションの単価が
無料と1万円だとしたら、
30万円の商品を買ってくれる可能性が高いのは
単価1万円の方です。
お金を出しても
問題解決したいと思っているからです。
有料になったとたんに
体験セッションに申し込まない人は、
お金を払ってまで解決したいとは
思っていないことがほとんどです。
無料だから体験セッションを受けるという人に
30万円の商品を
「あわよくば」
買ってもらえると思う方こそが
間違っているわけです。
そこをしっかり理解しないと、
高額商品は買ってもらえません。
成約率を高めること
高額商品が売れるためには
「成約率を高めること」
が必要です。
商品を買ってもらうためには
「誰を助けることができるのか?」
「どうやって助けることができるのか?」
を情報発信する必要があります。
その情報発信を見つけ
助けて欲しい人が、
あなたの存在を知るわけです。
色々な情報発信をしている人がいるので、
最初は苦労しますが、
しっかりとブログやSNSで発信を続けると
興味を持ってくれる人が現れます。
また、
友達が紹介してくれることも
あります。
あなたの存在を見つけてくれれば
今度は「信頼関係を作る」作業に移ります。
それが
メルマガです。
メルマガで日々考えていることを
発信することで、
興味がある人はメールを毎日開けて
どんどん信頼関係が積み上がります。
信頼関係があまり
積み上がっていない状態で、
体験セッションを提案しても
有料で受けてくれる人は
あまりいないでしょう。
お金を払ってもいいかどうか
相手も決められないからです。
なので、
お金を払ってもいいと思うところまで
信頼関係を積み上げる必要があります。
信頼関係が積み上がっていれば、
有料で体験セッションをしても
ある程度は申し込んでくれるでしょう。
体験セッションでなくても
セミナーやグループセッションでも
大丈夫です。
形は違っても
お金を払ってくれること、
あなたに自己投資してくれることが
とても大事です。
自己投資してくれるようになれば、
本当に悩みを解決したい人が
30万円を投資してくれると
「商品が売れる」
ということになります。
作為的に
人を集めたり、
セールスしたりしたところで
信頼関係は、そう簡単にできるわけではありません。
できるだけ速く
簡単に、
楽をして
という感情があるので、
商品を作ったら
売上を作りたい気持ちもわかります。
しかし、
ビジネスでは
「売れる仕組み」を作らないと
継続して、安定して売上を作ることができません。
だからこそ
たくさんのコーチが稼げないわけです。
30万円の商品を1回売る、
その後は
毎月1回売れるようにする、
その後で、
複数回売れるようにする、
これが目標額に達成すれば
ゴールに到達します。
目標額は
30万円の人もいれば
100万円の人もいるし
300万円の人もいます。
その目標額になるべく
継続かつ安定してクライアントを獲得する仕組みを
作ることがとても重要です。
そのためには、
「成約率を高めること」
が必要になります。
作為的に
売れる仕組みを作っても
継続して、安定して、売上を作るのは
とても難しいです。
なので、
順序立てて正しい方法で
売れる仕組みを作る必要があります。
コーチングの商品が売れないから
集客やセールス学んでなんとか
売れるようにする、
というのは、
とても雑な方法です。
そんなことをして、
仮に売れたとしても
それほど長続きはしないでしょう。
なぜなら、
正しい方法ではなく
ホームランのように一発当たっただけのことが
ほとんどだからです。
そんな方法を手に入れたからといって
1年後、3年後、同じ方法で続けられるかというと
無理でしょう。
せっかく私のメルマガに出会っているのに
そんな方法は使ってほしくありません。
ゴールを見失わないこと
商品が売れるのは、
「コーチングで誰かを助けることができるから」
です。
このときに、
「スキル不足」で助けることができないと
思うかもしれませんが、
そうではありません。
あなたが今持っているスキルで
十分助けることができます。
なぜなら、
あなたのところに
「オリンピック選手が助けてほしい」という依頼は
こないからです。
あなたが助けられる人しか
目の前には来ません。
あなたが
「助けられない」と自分自身で
壁を大きくしているだけなのです。
目の前に来た人は
すべて助けることができると
わかったときに、
本当のビジネスがスタートします。
あなたがスキルをどこまで高めなければいけないか
しっかりと決めていますか?
私のクライアントにもよく言いますが、
私のようになりたくても
私もこれまでに、
何年もかかってここまで来て、
1000万円以上のお金を
自己投資しています。
私のようになりたいと言っても
お金も時間もかけてこそ
私のようになれるわけです。
どこまでのスキルを手に入れたいのか
明確ではないのに
「スキル不足」と思うのは、
自分がそう感じているだけなのです。
あなたの目の前に
オリンピック選手になりたい人が
現れないのと同じで、
あなたの目の前には
あなたが解決できない人は
やってこないのです。
あなたがやるべきことは、
あなたの目の前にいる人を
どうにか助けてあげること
です。
そのためには、
あなたの商品を買ってくれることが
大前提にあります。
あなたの商品を買うと決めたとしたら
あなたのスキルを受け取る覚悟ができた
ということです。
あなたのスキルというのは、
あなたの今のスキルでいいと
言ってくれているわけです。
そのためには
あなたの商品を買うか、買わないかを
決めてもらわなければなりません。
決めてもらう前に
無料でしか解決したくないという人は、
有料体験セッションでふるいにかけることができる
というだけのことです。
無料体験セッションから
30万円の商品を買ってもらうというのは、
実は難易度がとても高いです。
私はそれなりのスキルがあるから
体験セッションから
100万円の商品を売っていいますが、
それでも、メルマガである程度
本気の人だけに振り分けているからです。
体験セッションをやるにしても
無料だからうけてくれるのか
それとも
有料でも解決したいから受けるのか
では、
受ける人の考え方がわかります。
もちろん、
30万円の商品を買ってもらうには
有料でも解決したいから受ける人のほうが
買ってもらいやすいのは明らかですよね。
なので、
体験セッションも有料にして、
有料でも解決したい人だけを集めることで
成約率が上がっていくわけです。
回違いしてはいけないのは、
体験セッションはゴールではない
ということです。
体験セッションはあくまで
商品を買ってくれるかどうかを
確認する場所です。
別に
あなたの実力を
見極めてもらうところではないのです。
そんな
あなたの実力をジャッジして
受ける受けないを決める人は、
クライアントとして取ると
クレームの元にもなります。
なので、
あくまで
相性を見る程度のことなのです。
そこをしっかり理解して、
ゴールは
目の前の人を助けること
です。
そのために、
あなたが、助けてもいいかどうかを
判断する場所が体験セッションなのです。
あなたの商品を
高い、
払えない、
ぼったくり
と思うような人を
わざわざ助けてあげる必要はありません。
あなたのスキルをお金を出してでも
受け取りたいと思う人にだけ
価値を提供すればいいわけです。
その部分をしっかりと理解して、
ビジネスにつなげてくださいね。
いかがでしょうか?
私のクライアントからも
稼げないときはよく、
「体験セッションに来てくれません」
と相談があります。
しかし、
お金を出してまで
解決したい人があなたを見つけてくれなければ
商品が売れないのです。
1ヶ月に1人確実に
契約できればいいので、
1年間で12人と契約できればいいという考え方も
できるわけです。
なので、
その辺は柔軟に考える必要もあります。
その点をしっかり理解して、
売上につなげてくださいね。
株式会社マインドコーチ 代表取締役 安達慎一
集客やセールスが苦手な稼げないコーチの方向けに、コーチングビジネスの稼ぎ方を教えています。稼げないコーチを稼げるコーチに育成しています。