自動でクライアントを獲得する仕組みを作る方法(後編)
今日は、昨日に続き
「自動でクライアントを獲得する仕組みを作る方法」(後編)
というテーマでお話します。
前回は、
仕組みづくりの手順として
「ポジショニング」
「ブログ集客」
までお話しました。
前回を読んでいない人はこちら
自動でクライアントを獲得する仕組みを作る方法(前編)
今日はこの続きを説明していきます。
「ブログ集客」で
記事を入れていく話をしました。
その中で、
「どんなキーワードでアクセスがあるか」
を測定する話をしましたが、
これは
「テストマーケティング」です。
マーケティングとは
「あなたの商品に興味がある人を集めること」
つまり「集客」のことです。
この「集客」することで、
しっかりと
「あなたの商品に興味がある人」だけが
集まっているかどうか、
テストしていく必要があります。
「あなたの商品に興味がない人」が
集まってしまうと、
最終的にクロージングで
「断られる」
ということになってしまいます。
そうなると
「自動でクライアントを集める仕組み」
がうまく機能しません。
なので、
「ブログ集客」の段階で
「テストマーケティング」の精度を
できるだけ上げておく必要があります。
前回説明したように、
あなたの商品と関係ない記事を
ブログに上げていくと、
「あなたの商品に興味がない人」が
集まってしまいます。
ビジネスで稼げない人は
「テストマーケティング」をしません。
そのため、
「商品に興味がない人」を
集めてしまうので、
商品が売れないわけです。
SEO対策にもなるので、
狙った記事を投稿することが
とても重要です。
ブログで
テストマーケティングをしている段階で
メールマガジンも作り始めます。
最終的には
メールマガジンに登録してもらう
「メールアドレス」が
顧客リストになります。
この顧客リストが
あなたの「見込み客のリスト」になるので、
しっかりと作り込む必要があります。
次に、
メールマガジンを作る理由から説明していきます。
メールマガジンを作る理由
メールマガジンを作る理由は、
見込み客との
「信頼関係を作るため」
です。
メールマガジンでは、
あなたの商品に興味を持ってもらうために
あなたが見込み客に対して
「どんなことができるのか?」
「どのような悩みを解決できるのか?」
「どんな理想の未来に連れていけるのか」
を書いていく必要があります。
それを読んだ「見込み客」が
「あなたにコーチングを頼みたい」
と思ってもらえればいいわけです。
特に、
「どのような悩みが解決できるのか?」に対しては
「あなたが、なぜその悩みを解決できるのか?」
をしっかり書く必要があります。
そうすることで、
見込み客は
「解決できるイメージ」
を持つことが出来ます。
見込み客は
同じようなビジネスをしている人の
メールマガジンを読んでいる可能性が高いので、
「あなたに解決をお願いしたい」
というところまで
信頼関係を作ることで、
クロージングがスムーズになります。
なので、
メールマガジンは
ランディングページも含めて
しっかり作り込むことが必要になります。
ランディングページとは、
縦長のページで
今回の場合は
「メールマガジンの詳細」が
書いてあるものです。
ランディングページには、
ヘッドコピーから始まり、
あなたのプロフィールや、
理念、ビジョン、その他、
「なぜ、解決できるのか?」
「なぜ、理想の未来を手に入れることが出来るのか」
お客様の声や実績などを
書く必要があります。
この内容は
「セールスレター」と呼ばれています。
ランディングページに書かれている
「セールスレター」の出来によって
登録数は変化するので、
できるだけ登録率が上がるように、
「セールスレター」を書き直して
改善する必要もあります。
では、次に
具体的な「メールマガジンの作り方」について
説明します。
メールマガジンの作り方
では、次に
「メールマガジンの作り方」について
説明していきます。
メールマガジンは通常2つの種類に
分かれれます。
「ステップメール」と
「通常のメールマガジン」です。
「信頼関係を構築」するために使うのが
「ステップメール」です。
「ステップメール」は
登録時に必ず
「1話目」から配信されます。
テレビで言う「連続ドラマ」のような
イメージです。
連続ドラマは1話目から見ないと
面白くないですよね。
ステップメールも
必ず1話目から配信されるので、
あなたの思ったとおり順番で
メールを配信することが出来ます。
これに対して
「通常のメールマガジン」というのは、
登録者に対して
配信したいタイミングで送ることができます。
また、指定した読者に向けて
配信ができます。
ステップメールは、
指定した読者だけに向けて配信はしません。
通常のメールマガジンは、
主に、スキルのフォローや
セミナーや勉強会、お茶会の開催告知等を
配信するのに使います。
この使い分けをするためには、
「濃い見込み客のランク分け」を
する必要があります。
「登録した人」
「登録してステップメールをすべて読んだ人」
「セミナー等に参加してくれた人」
「バックエンドを買ってくれた人」
のように、
下に行けば行くほど、
あなたのことを「信頼している」
ということになりますね。
特に
「バックエンドを買った人」は
かなり信頼関係ができているので、
あなたにとって
「よいお客さま」です。
「登録した人」と
「ステップメールをすべて読んだ人」は、
あなたに
「お金」を使っていないので、
「そのうち客」です。
「セミナーに参加した人」と
「バックエンドを買った人」は
「今すぐ客」なので、
既存顧客になります。
この既存顧客に対して、
例えば
「早期割引特典として
半額でセミナーに参加できます」
とすると
たくさんの方が参加するでしょう。
それでも予約が埋まらない場合は、
「そのうち客」に対して
「早期割引特典として
2割引でセミナーに参加できます」
という感じにします。
そうすることで、
既存客が安く参加できるようになり、
「大事にされている」
という感情になりますよね。
この感覚がとても大事です。
ここで間違ってはいけないのが、
「そのうち客の方を大事にしてしまうこと」
です。
居酒屋さんによくある
「新規登録様に半額券を配布します」
のようなサービスです。
これをすると、
既存客は
「釣った魚には餌やらんのかい」
となってしまい、
来店しなくなります。
本来は、
既存客に手厚くサービスるをすることで
リピーター戦略になるわけです。
ですので、優先順位は必ず
既存客>見込み客
としなければなりません。
では、次に
具体的なステップメールの作り方について
説明します。
具体的なステップメールの作り方
では、
「具体的なステップメールの作り方」について
説明していきます。
ステップメールの作り方は
「ブログ記事の書き方」と
基本的には同じです。
1)それはどんな悩みか例を書きます。
2)なぜ、その悩みを持っているのか理由を説明します。
3)悩みを解決する方法を書きます。
という順番でしたね。
前回説明しました。
基本的にステップメールは
この順番で良いのですが、
前後に足すパートがあります。
まず最初に
「なぜ、メールマガジンを配信しているのか?」
というパートが必要です。
無料で情報を提供しているのですから、
「なぜ、無料で有益な情報を提供しているのか?」
という理由が必要になります。
理念だったり、ビジョンだったり、
あなたの思いを書いて、
読み手に納得してもらう理由が必要です。
そして、最後のパートとして
「オファー(提案)」」が必要になります。
ステップメールを作る理由は、
「信頼関係を作ること」ですが、
一定の割合で、
「早く悩みを解決したい」と思っている人が
必ずいます。
その人達に
「商品をオファー」しなければ、
商品が売れることはありません。
なので、
「あなたの商品をオファー」する必要があります。
しかし、
メールで長々と商品説明をしても
「3つのノット」があるので、
意味がありません。
3つのノットは
「読まない」
「信じない」
「行動しない」
の3つです。
この3つがあるので、
「オファー」といっても
「セミナーに誘導する」か、
「体験セッションを提案する」か
にしてください。
特に
「体験セッションのオファー」は
見込み客から
「お願いされるクロージング」が使えるので、
かなりの確率で「あなたの商品」が売れます。
どちらにしても
ズームでいいので、
リアルにしゃべる場を作ってください。
そうすることで、
成約率は格段に上がります。
最後に
ステップメールの作り方を整理すると
1)なぜ、メールマガジンをしているのか?
2)それはどんな悩みか例を書きます。
3)なぜ、その悩みを持っているのか理由を説明します
4)悩みを解決する方法を書きます。
5)オファー
という項目が最低必要です。
その他にも
「あなたのプロフィール」や
「あなたが成功した経緯」等は
いれてもいいでしょう。
このようにステップメールを
しっかり作りながら、
ステップメールも
どんどんテストしていき
成約率を上げていきます。
次は、
リストを維持する方法について
説明します。
リストを腐らせない方法
メールマガジンに登録してくれた人は、
「あなたの商品に興味がある人」です。
興味がある人でも
「今すぐ客」と「そのうち客」に分かれます。
できれば、
興味がない人は
「登録解除」を促します。
そうすることで、
「濃い見込み客リスト」を作ることが出来ます。
しかし、
ココで注意しなければならないのが、
「リストはナマモノ」だということです。
メールを送り続けないと、
メールを開けてくれなくなります。
あなたからのメールを
読者が「楽しみに待つ」ぐらいの
イメージでなければなりません。
そうしないと、
いずれメールを開けてくれなくなります。
なので、
メールマガジンは「毎日配信」が理想です。
そして、
メールマガジンを毎日配信して
次の日にブログに転用すれば
一石二鳥です。
読者はわざわざブログに行かなくても
メールで読めますし、
読者の特典があるので、
優越感になります。
このリスト登録者と
一般人の差別も必要です。
毎日メールマガジンを配信し続ければ、
一定の割合で、
毎日メールを開けてくれます。
なので、
リストが腐りません。
この作業が
とても重要です。
リストを腐らせなければ、
いつでも「商品をオファー」することができます。
しかも、
あなたが売りたいタイミングで
オファーできます。
これが
安定して顧客獲得が出来る理由です。
あなたの商品に興味がある人のリストを
集め続けることこそ、
売上を作り出すことができるのです。
あなたの目標月収が100万円だったとすると
例えば
35万円の商品を3つ売れるように、
メールマガジンの仕組みを作ります。
そうすれば、
毎月105万円売り上がります。
メールマガジンの新規登録数が
100人に3人が買ってくれるとしたら、
毎月100リスト集めるための方法を
考えていきます。
現状は、
ブログ集客を軸に
リストを集める仕組みを説明していますが、
毎月100リスト、ブログ集客で
集められるようになれば、
毎月、105万円の売上があがります。
ここまでは、
ブログ集客なので、
「記事は手動」です。
コレを自動化して、
100リストを集めるために
PPC広告を出稿します。
これが、
集客の自動化になります。
最後に
自動で集客する仕組みを
説明します。
自動で集客する仕組みの作り方
ここまでくれば、
「自動で集客する仕組み」に
作り変えていきます。
100リスト集めるのに、
例えば10万円の広告費がかかったとしましょう。
10万円の経費をかけて、
広告を毎月出稿するたびに
100リストが集まるのですから、
3人が商品を買い、105万円売り上がります。
この時に経費が10万円(広告費)ですから
手元利益は95万円です。
さらに、
ブログ集客が100リスト取れていたのですから
いきなり0リストというのではなく、
ブログからも100リスト近く取れるでしょう。
そうすると
ブログ集客でも
105万円売上が上がります。
つまり、
10万円の広告費で
200万円近くの売上が確保できるのです。
ブログ集客は、ここまで来ると
1週間に1回ぐらいの投稿でも維持できるでしょう。
ただ、
メールマガジンの記事は自動化出来ないので、
手動の部分は残ります。
メールマガジンの配信を止めると
「リストが腐るから」です。
ステップメールはいくらでも自動化出来ますが、
メールマガジンは自動化しないほうがいいでしょう。
メールマガジンを自動化しなくても、
リストはどんどん増えていくので、
「そのうち客」もあなたの商品を買うでしょう。
そうすると
この頃になると売上が300万円を超えていると思います。
後は、
あなたがクライアントの数を調整しながら
集客していけば良いわけです。
これで、
安定してクライアントを自動で集め続ける仕組みが
完成します。
いかがでしょうか?
稼いでいるコーチは、
みなさん、「自動でクライアントを獲得する仕組み」
を持っています。
なので、
いくらでもクライアントを獲得し続けているのです。
メールマガジンを持たずに、
ブログだけで集客しようとしている人は
「そのうち客」をリスト化出来ていないので、
なかなか安定しないでしょう。
リストの数を増やすだけで、
いずれあなたの商品を買ってくれる
「そのうち客」がリストの中に残ります。
この「そのうち客」のリストを腐らせることなく、
維持することができれば、
新規見込み客リストはどんどん増えますので、
売上も伸びます。
このからくりを理解している人だけが
儲かっている世界です。
あなたにも
出来るだけ早くこの仕組を手に入れてもらいたい。
そうすることが
成功への近道です。
ぜひ、
一日も早く手に入れてください。
そうすれば、
お金の心配もなくなりますよ。
ぜひ、あなたが
1日でも早く
1人でも多く、悩みを解決し、
理想の未来に連れて行くことができるように
祈っています。
株式会社マインドコーチ 代表取締役 安達慎一
集客やセールスが苦手な稼げないコーチの方向けに、コーチングビジネスの稼ぎ方を教えています。稼げないコーチを稼げるコーチに育成しています。