鏡の話
今日は鏡の話です。
成功法則において、「相手は鏡だ」とよく言います。
最近では、この意味はよくわかりますが、ビジネスが上手く回らない頃は、わかっていませんでした。
生活しているといろんなことが起こります。
嫌なことをされたり、文句を言われたり、怒られたり。
しかしこれらのことをしている側、つまり相手にとっては、必ずしも嫌ではありません。
むしろ「正しいこと」と思って行動している方が多いです。
価値観の違い
なぜ、そんなことが起こるのかというと、「価値観の違い」から起こります。
お互いが正しいことをしているとして、同じ価値観であれば、嫌なことは起こりませんが、ほとんどの場合、価値観が違えば違うほど、嫌になったり喧嘩になったりします。
正しいことをしているのに、相手を怒らせる。
つまり、相手を怒らせるほど、相手にとっては間違ったことをしているのです。
相手にとっての正しいこと、あなたにとっての間違っていることを改めれば、相手にも許してもらえるでしょう。
これが「相手が鏡」という理由です。
あなたが間違っていることを教えてくれている
あなたが間違っていることをしていることを相手があえて教えてくれています。
間違ったことを直せばまた一歩成長できる。
少しスピリチュアリルなことにもなりますが、宇宙は、あなたに対して、正しい方向へ導くようにできています。
あなたが成功に向かう時、もし、間違ったことをしようとしていると、相手に「それは間違っているよ」と言わせることで、正しい方向へ導こうとします。
宇宙には言葉がありませんので、あなたが出会う誰かを使って正しい方向へと誘導しようとします。
しかし、それに気がつかない人にとっては、腹立つことでしかないので、愚痴になったり、怒りを爆発させたりするのです。
そうするとどうなるでしょう。
正しい方向に行くためにあの手この手で、同じような問題が目の前にやってきて、そのたびに、怒りをぶちまけるのです。
そんなことをしていて、成功できるはずがありません。
ピンチはチャンス
ピンチはチャンス
超えられない壁はやってこない。
このような言葉は全て、あなたの学びとなっています。
価値観を変えることで、また一歩成功に近づきますよ。
と言ってくれているわけです。
自分自身が相手に言わせている
そして、わたしはある時、気がつきました。
「相手に文句を言わせているのは自分自身だ」と
それを気がついてからは、相手の価値観を受け入れられるようになりました。
あなたの考えていることが全て正しければ、あなたの望む富や愛は手に入ってるはずです。
しかし、まだ手に入っていないとしたら、あなたの前に必ず鏡になる人がいるはずです。
その人が「こうしたら成功するよ」とは言ってくれません。
鬼の形相で怒ってるのです。
受け入れられないのはわかりますが、受け入れることで、あなたは成功に近づきます。
私も昔はできませんでしたが、このような出来事が起こると今では楽しみになります。
「今度はどんな学びがあるだろうか」
「どんな大きなギフトがやってきたのだろうか」
「この先はどれほど儲かるのだろうか」
そのように考えると、むしろ
「嫌なことが起きないかなあ」
とまで考えるときもあります。
もちろん、いきなりできることではありませんが、徐々に気がつくようになり、全てが鏡と思えるようになります。
あなたの周りにも腹立つことばかりする人いませんか?
実はその人が神様かもしれませんよ。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。
株式会社マインドコーチ 代表取締役 安達慎一
集客やセールスが苦手な稼げないコーチの方向けに、コーチングビジネスの稼ぎ方を教えています。稼げないコーチを稼げるコーチに育成しています。