もくじ
高い価格をつけられないというお金のブロック
今日は、
高い価格をつけられないというお金のブロック
についてお話します。
お金のブロックについては、
何度もお話していますが、
・お金を受け取ることに罪悪感がある
・少しでも安いほうが喜ばれると信じている
・実力が上がってから値上げをすればいよいと考えている
・スクールや資格講座に行ったけれど、価格の決め方も売り方もわからない
・先生や師匠がお金に興味が無いので、相談できる相手がいない
・単発商品や安売りで終わってしまう
・請求書を作ることが苦痛
・押し売りしたくない、セールスに罪悪感がある
・高くすれば良いと言われても値上げができない
このような、お金のブロックを
持っている方が多くいます。
10万円以上の契約を取りたいけれど、
お金のブロックにより、契約が取れない
と悩んでいる方もいます。
お金のブロックがあると、
ビジネスで成功することはありません。
今日は、そんな話をしていきます。
お金を受け取ることに罪悪感がある
まずは、
「お金を受け取ることに罪悪感がある」
場合です。
コーチングの商品を売るときに、
価格を決めますが、
額面通りに受け取ることに
罪悪感を感じることはありますか?
「こんなに受け取ってもいいのか?」とか
「高すぎるのじゃないか?」
といった感情です。
コーチングの場合、
クライアントが理想の未来を手に入れる
サポートをするわけです。
クライアアントが理想の未来を手に入れて、
人生が変わるとしたら、
どれぐらいの価値を受け取るのでしょうか?
本来は、何百万円、
ひょっとしたら
何千万円になってもおかしくありません。
そんなすごい価値を
提供しているのにもかかわらず、
「受け取ってもいいのか?」
「高すぎる」と思ってしまうのは
なぜでしょうか?
次は、なぜ、そう思うか
説明していきます。
自分自身が値段によって価値を決めているから
この理由は、
「自分自身がお金の値段によって
価値を決めているから」
です。
あなたは、値段によって
商品を買う、買わないを決めていませんか?
もし、
値段の高い安いによって、
商品を買う、買わないと決めているとしたら、
高い値段はつけられません。
相手も、値段の安いほうが買ってくれる
と思っているからです。
しかし、
これは単なるお金の癖です。
相手がそのまま
値段が安いからと言って買うと
思ってはいけません。
私はいつも
メルセデス・ベンツやエルメスのバーキンを
例に出しますが、
メルセデス・ベンツの新車が1万円で
売られているとしたら買いますか?
エルメスのバーキンが1万円で売られていたら
買うでしょうか?
ほとんどの場合は、
「にせもの?」
「盗難品?」
といった感情で買わないでしょう。
それは何故かと言うと、
人それぞれで、
物の価値の基準を決めているからです。
メルセデス・ベンツやエルメスのバーキンの
価値がわからない方は、
タワーマンションでも宝石でも
かまいませんが、
お金があれば、高くても欲しいと
思うものを想像してください。
これらのものは、
値段が高いから買うわけです。
値段の基準は上と下があります。
高すぎても、安すぎても買わないのです。
もし、あなたに
お金の罪悪感があり、
値段を下げていたとしたら、
「うさんくさい」
と思われているかもしれません。
間違いなく、
高いコーチングが欲しい人には、
敬遠されます。
1万円のベンツやバーキンが
にせものと思われるのと同じで、
コーチングのセッションが1万円は、
効果がないと思われても仕方ないのです。
つまり、
商品の値段によって
価値を決めていることになります。
価値のあるものは高い
商品の値段によって
価値を決めていることがわかると、
商品の値段が高いほうが価値が高い
と理解できます。
しかし、今度は、
「高い値段をつけるスキルがない」
という別のブロックが出てきます。
「高い値段をつけるだけの実力がない」
と思ってしまうのです。
これも、
「お金のブロック」です。
もし、
あなたのコーチング商品の値段が
100万円だとして、
100万円で買う人が現れたら、
契約しますか?
半分ぐらいの人は、
契約できると思いますが、
残りの半分は、買ってくれる相手が現れても
契約できません。
自分の商品に
100万円の価値をつけることができない人たちです。
100万円の価値をつけることができない人たちは、
どのように考えているかというと、
「100万円で契約したら、どれだけのことをしなければならないのか?」
「私のセッションをしたら、クライアントに怒られるのではないだろうか?」
「もし、失敗したら、どうなるんだろうか?」
といった
クライアントが考えないようなことまで
心配してしまうのです。
ほとんどの場合は、
そんなことは起こりませんが、
契約したくないという感情から
「契約できない理由」を探し始めるのです。
そんな、起こるか起こらないかの
原因を先に考えても仕方ありません。
100万円で契約してくれるなら、
100万円で一度契約してみてください。
そうすれば、
思っているほど、
難しいことではないことに気が付きます。
なぜなら、
100万円のセッションを契約する人は、
100万円を払ってでも悩みを解決し、
理想の未来を手に入れたい
と思っているからです。
あなたは、
100万円という対価をいただく代わりに、
悩みを解決し、
理想の未来を手に入れるために
全力でサポートすればいいのです。
あなたが
すべての責任を負う必要はありません。
クライアントも目標達成に対して、
努力するはずです。
クライアントが成功すると
信じることも大事です。
あなた自身が
「大変なことをしなければならない」
と思う必要はないのです。
もし、仮に失敗すれば、
最悪、全額返金すればいいのです。
「すいませんでした、全額返金します。」
といえば、大抵のことは解決します。
あなただけが悪いという場合は無いので、
裁判になったりすることはありません。
100万円で契約することを
いつまでも避けている限り、
契約できることはありません。
まずは、行動してみることが重要です。
ここまでをしっかり理解しなければ、
マーケティングができません。
次は、
なぜ、マーケティングができないのかお話します。
マーケティングができない理由
では、なぜマーケティングができないのでしょうか?
先程も書いたように
「100万円払ってでも悩みを解決したい人」
を集める必要があるからです。
もし、あなたのコーチングの商品が
100万円だとしたら、
マーケティングでは、
「100万円払ってでも悩みを解決したい人」
を集めます。
それと同時に、
「あなたの商品を必要としている人」
を集めるわけです。
つまり、
100万円払ってでもあなたの商品を必要とし、
悩みを解決したい人
を集めることがマーケティングになります。
あなたのコーチングの商品が、
稼ぐ系なのか
婚活系なのか
スキル系なのか
エグゼクティブ系なのか
わかりませんが、
100万円を払ってでも、
あなたの商品を必要として、
悩みを解決したい人
を集めなければ、商品は売れません。
このターゲットの人達を集めることで、
必要なタイミングで
必要なものを差し出すと
飛ぶように売れるわけです。
ペットボトルの水を高く売る方法を
考えるのと同じです。
ペットボトルの水は、
コンビニでは100円ぐらいで買えます。
しかし、
スポーツ観戦会場やコンサートホールになれば、
高くなったりしますよね。
また、砂漠の真ん中で、
もし脱水症状で死にかけている人なら、
100万円ぐらいでも買うかもしれません。
つまり、ビジネスは、
「どうしたら、価値を高くできるのか」
を考えることなのです。
私のクライアントには、
価値を高めるセッションをしていますが、
あなたがどんな商品を持っているのか
わかりません。
コーチングを
スキルやテクニックではなく、
「いかに商品価値を高くするのか」
ということになります。
それがビジネスです。
コーチングという商品を買ってもらう
ということに対して
別に5000円で売ることは
かまいません。
コーチングをビジネスとしてやりたいのか、
ボランティアで、人助けをしたいのか
目標をしっかりと定めなければ、
どうしたいのかがわかりません。
私のメルマガを読んでいる人は、
「コーチングで稼ぎたい」と
思っている人ばかりです。
であれば、
「コーチングの商品価値を高めること」
をしていかなければ、
稼げるようにはなりません。
稼ぎたいと思いながら、
「お金のブロックは外さない」としたら、
稼げるようにはなりません。
自分の痛みを避けてビジネスをしているうちは、
稼げるようにはならないのです。
私は
「お金のブロック」を持ちながら
「稼げるコーチ」にするつもりはありません。
「お金のブロック」があると、
ビジネスが上手く回らないことを
知っているからです。
もし、
高額商品を売ることができないのであれば、
できない理由をすべて潰す必要があります。
このときにできない理由は
「スキル不足」ではありません。
「スキル不足」という言い訳ではなく、
どうやったら商品価値を高めるかを
考えることです。
ビジネスで稼ぐためには、
1円でも高い価値にすることが、
とても重要です。
高い価値を感じてもらえれば、
先程のバーキンと同じで、
「安もん」を買わない人が、
買ってくれるのです。
2割の高い価値を買ってくれる人を集めること
あなたは、
2:6:2の法則を知っていますか?
2割:高い価値を買いたいと思っている
6割:商品の価値に納得すれば、買いたいと思っている
2割:高くて買いたくないと思っている
顧客のほとんどは、このような構成になっています。
つまり、高い価値を買いたいと思っている人に、
できるだけ高い価値を提供することで、
100万円の商品が売れるようになります。
あなたがもし、
100万円の商品を売りたいと思っているなら、
2割の高い価値を買いたいと思っている人を
集めることです。
それと同時に、
「あなたの商品が必要な人」
を集めることがマーケティングです。
私の体験セッションは高い成約率ですが、
まずは、2割の成約率から、
8割まで高めるように
仕組みづくりをしてきました。
しかし、マーケティングが不完全なうちは、
クロージングで断られるとしても、
5人に1人しか買ってくれない
理由も理解できるでしょう。
ですから、最初のうち
私のクライアントには、
体験セッションでは5人に1人は買ってくれる
と説明しています。
ひとりでも契約が取れないと
仕組みが完成しているとは言えません。
ブログからメルマガ登録してもらい、
体験セッションに申し込んでもらう
この仕組みが完成するには、
契約がひとり取れるまでやり続けるしかありません。
契約がひとり取れれば、
目標値までPDCAサイクルで、
数値を高めていくのです。
結果的に、
高い価値を買いたいと思っている人に
体験セッションで出会うためなのです。
これがビジネスです。
本当にビジネスで稼ぎたいとしたら、
ビジネスをしっかり理解しなければなりません。
そして、
コーチングの商品を売ることを考えるよりも、
お金のブロックを外すことを考えて、
お金のブロックがはずれれば、
今度は商品の価値を高めることを考えて、
最後にしっかりとした仕組みを作ること
ここまで作り上げなければ
ビジネスとして稼ぎ続けることができません。
あなたは本当に、
ここまで作り上げたいと思っていますか?
ただ、単にコーチングで稼ぎたいと
思っているのであれば、
なかなか難しいでしょう。
現状コーチングで稼げていないとしたら、
いろいろと
直さなければならないところがあります。
まずは、お金のブロックを外し、
商品価値を高めることから
はじめてみてください。
いかがでしょうか?
高い価格をつけられないというお金のブロックは
根深いものです。
私のセッションでも
数回かかる人もいます。
しかし、
お金のブロックを外さなければ、
「豊かさ」を手に入れることはできません。
1日も早く、
お金のブロックから開放されることを
願っています。
株式会社マインドコーチ 代表取締役 安達慎一
集客やセールスが苦手な稼げないコーチの方向けに、コーチングビジネスの稼ぎ方を教えています。稼げないコーチを稼げるコーチに育成しています。