もくじ
セッション単価に0を一つ増やしてみる
今日は、
「セッション単価に0を一つ増やしてみる」
というテーマでお届けします。
あなたのセッション単価は、
いくらぐらいでしょうか?
3000円でしょうか?
5000円でしょうか?
1万円でしょうか?
このような低価格のセッションでは、
なかなか稼ぐことができません。
では、なぜ稼げるコーチは、
稼げるのでしょうか?
それは、
他のコーチと差別化をして、
付加価値をつけることで、
高単価でセッションをすることが出来るからです。
今日は、そんな話をしていきます。
セッション単価をどう決めるか?
あなたは、
「セッション単価」をどうやって決めていますか?
周りのコーチに合わせてとか、
ネットで調べてとか、
契約してくれた値段とかで
決めていると思います。
コーチングで稼ぐためには、
「セッション単価」はとても重要です。
「セッション単価」次第で
月収が決まるからです。
セッション単価5000円だと、
月収100万円まで稼ぐためには、
200セッション必要です。
5万円だと20セッションで済みます。
あなたが、
「いくらぐらい稼ぎたいのか?」
で、セッション単価が逆算できますが、
セッション単価を最大値にすることで、
より欲しい月収に近づけることができます。
そのためには、
「あなたが何ができるのか?」
の棚卸しは、必ず必要になります。
この棚卸しをすることで、
単価を上げることができるのです。
そもそもどうやったら高単価商品が売れるのか?
では、そもそも
「どうやったら高単価商品が売れる」
のでしょうか?
高単価商品が売れるには、
正しい順序があります。
それを理解していなければ、
ただ単価を上げるだけでは、
売れるはずがありません。
これは、どのビジネスでも共通することですが、
ほとんど人が、この順番で、
物事を進めていないので、
商品を売ることができません。
どんなに安くても、
この順番が正しくなければ
売れることはないのです。
では、
正しい順序とは、
どのような順番なのでしょうか?
1.お客さまがどんな悩みを持っているのか?
2.お客さまはどの状態になりたいのか?
3.お客さまをどのように連れて行くか?
この順番でなければ、
商品は売れません。
例えば、
私の場合は、
1.お客さまがどんな悩みを持っているのか?
に対しては、
「稼げない」
という悩みを持っているコーチ
ということになります。
2.お客さまはどの状態になりたいのか?
に対しては、
理想の未来なので、
「稼げるコーチになる」
もっと具体的に言うと、
「安定してクライアントを獲得し、
月収100万円を稼ぎ続けること」
です。
3.お客さまをどのように連れて行くか?
に対しては、
私がマンツーマンで毎週セッションをする
クライアントが抱えている問題を解決しながら、
コーチで月収100万円を安定して
稼げる仕組みを作る
ということです。
月収100万円を稼ぐ仕組みを手に入れるのに、
100万円のコンサルフィーは安いですよね。
安くないですか?
この付加価値を安いと思っててくれる人だけが
私の商品を買ってくれるわけです。
このように、
この順番で、
商品を考えていきます。
「お客さまが何を悩んでいるのか?」
そして
「その悩みを解決したあとどうなりたいのか?」
最後に、
あなた自身が、
お客さまを
「なりたい状態に連れて行くことができる」
このことがお客さまに伝われば、
商品を買ってもらえます。
なりたい状態の付加価値が
高ければ高いほど、
価格が高くて当たり前です。
ルイビィトンやエルメス、
メルセデス・ベンツなどは、
カバンや車を売っているわけではありません。
ただ、カバンや車が必要ならば
もっと安いものを買えばいいのです。
しかし、
なぜ、
ルイビィトンやエルメルのカバンや
メルセデス・ベンツの車が売れるのか?
それは、
「付加価値」がついているからです。
ブランドだったり、
ステータスだったり、
といった付加価値がついているからです。
では、
あなたの商品の付加価値は、
どうしたらつけることが出来るでしょうか?
もし、あなたのセッション単価を10倍にするとしたら
では、付加価値をつけて
セッション単価を上げる方法です。
もし、あなたのセッション単価を
0一つつける、
つまり、
10倍にするとしたら、
どんな付加価値をつけますか?
あなたがつけられる最大級の
付加価値を考えてみましょう。
「お客さまはどんな悩みを持っていますか?」
ここから考えていきます。
お客様が悩んでいると思われることを
できたら50個ぐらい
紙に書きだしてみましょう。
そうするとこで、
意外と気が付かない悩みを見つけることができます。
その次に、
お客さまがどういう状態になったら
嬉しいのか?
お客さまがどういう状態を
望んでいるのか?
考えてみましょう。
お客さまが悩みを解決したら、
どんな状態になっていますか?
これを考えると、
なんちゃってコーチングだと
「すっきりした」とか
「元気をもらった」といった感想が
いかに無駄かということがわかります。
「すっきりするために」
「元気をもらうために」
30万円以上をお金を支払う人は
あまりいません。
つまり、
その結果が出るのであれば、
コーチングのスタイル自体を変える必要があります。
そうしなければ、
高単価セッションが売れることはないからです。
「すっきりした」
「元気になった」
と言ってもらうために
コーチングをしていても、
なかなかビジネスとしてはうまくいきません。
なので、
付加価値をつけて、
高単価セッションを売る努力はしなければ
ならないのです。
最後に絶対に必要なのが、
「お客さまの欲しい状態に
連れていく約束をする」
ということです。
ライザップは知っていますよね。
「2ヶ月で痩せなかったら全額返金」
これが最後の、
お客さまの欲しい状態に連れて行く約束です。
約束をやぶったら、
返金しますという決意です。
だから、
ライザップは売れているのです。
あなたは、
コーチングセッションで
クライアントの
「欲しい状態に連れて行く約束」
をしていますか?
稼げないコーチのほとんどが、
約束していません。
時間単価で契約し、
1時間のセッションが終わったら
「はい、終わり」
そんなことで、
クライアントが満足するでしょうか?
お金を払ったのに
結果が出ない
それでは
「コーチングって結果が出ないよ」
「コーチング受けても意味がないよ」
と言われるだけです。
稼げないコーチを先輩コーチに持ってしまうと、
それが当たり前と思っているかもしれませんが、
それでは、ビジネスとしてはうまくいきません。
稼げないコーチはビジネスを知らないからです。
しかし、
それを当たり前のように後輩に伝えている
それでは、
いくらコーチングが素晴らしくても、
ビジネスとしてはうまくいきません。
「結果を約束する」ことができれば、
高単価セッションを売ることは難しくありません。
「結果が出なかったら全額返金保証」の
形で進めていけばいいと思います。
もし、
あなたが全力でサポートして、
本当に結果が出なかったら、
返金すればいいのです。
売る前から、
「結果がでなかったらどうしよう」と
思っているから
成長もしないし、
本当に商品も売れません。
まずは、
高額商品を売ってみてから
考えればいいことなのです。
それでなくても、
「悩みを抱えているお客さま」は
誰かに助けて欲しいと思っています。
あなたに悩みを解決してもらいたいので、
「商品を売ってくれ」と
言っているのです。
しかし、あなたは、
「結果が出なかったら困るので、商品は売れません」
と言っているわけです。
そんなことでは、
助けられる人さえも助けることができません。
あなたが、
「お客さまの悩みを解決し、
理想の未来に連れて行く」
ことでコーチングビジネスをしたいとしたら、
売って欲しいと言っているお客さまに対して、
「売れません」では、
ビジネスが成り立たないのです。
そのためには、
1.お客さまがどんな悩みを持っているのか?
2.お客さまはどの状態になりたいのか?
3.お客さまをどのように連れて行くか?
の順番で、商品を考えて、
作り込んでいくわけです。
お客さまがなりたい自分に気がついて、
あなたが行く方法を示してあげれば、
「商品を売ってください」
となるでしょう。
そのためには、
あなたが連れて行く方法を約束することです。
連れて行く方法を約束することは、
スキルを上げることではありません。
すぐに辞める理由を考える癖はやめましょう。
そんなことを考えても、
あなたは「豊か」にはなれないからです。
どうしたら「豊かになれるのか」
を考えるようにしてください。
「お金」をうけとらないと、活動に影響が出る
連れて行く方法を約束すると書くと、
すぐに
「私はスキルが足らないから無理」といった
「できない理由で行動をやめる人」が
たくさんいます。
稼げないときの思考はそういうメカニズムなので、
仕方ないですが、
すこしずつでも、
「悩んでいる人を助けてあげる」
という気持ちになればいいと思います。
あなたが悩んでいる人を助けることで
対価として「お金」をいただくことは、
悪いことではありません。
あなたは、
「お金」を「ありがとう」といって
受け取ればいいのです。
あなたの中にある
「お金の罪悪感」が
受け取りを拒むかもしれません。
しかし、
つらい、
苦しい、
しんどい
悩みを抱えている人の痛みを取ることで、
「お金」を受け取ることは、
当たり前のことです。
ビジネスはボランティアではありません。
あなたが、
「お金」を受け取らないことで、
生活できないようになれば、
コーチングの活動が続けていけません。
本来はもっと多くの人を助けるために
コーチングをしていかなければならないのに、
「お金」を受け取らないばかりに、
あなたがつらい思いで生活をする
それでは、
コーチングビジネスを続けていくことはできません。
あなたが最低限度の生活をすることは
ある意味当たり前のことです。
ボランティアでコーチングをするのは、
あなたが豊かになり、
お金にも困らなくなったときに
はじめて無料でコーチングをしてもいい時期になります。
生活もできていない状態で、
ボランティア活動をするのは、
「いいカッコ」をしたいだけなのです。
あなたがいくらコーチングのスキルがあっても、
「ボロボロの服」でセッションしようとしたら、
誰でも
「結構です」
と断りますよね。
あなたは、どうですか?
いくら成功法則を教えてくれると言っても、
ボロボロの服で、現れたら、
「ちょっと無理」
と思いませんか?
それと同じで、
コーチングビジネスをするに当たり、
コーチのあなたが最低限度の生活、
それ相応の身なりをすることは
とても重要です。
自分が
「お金を受け取ることを拒む」ことで
お金の流れをせき止めて、
お金が流れてこないようにしているだけ
なのです。
お金を受け取ることによって、
普通の生活をし、
身なりを整えて、
セッションをする
この状態を作らなければ、
お金は流れてきません。
お金を受け取ることを拒むと、
お金が流れてこなくなります。
あなたは、
「お金なんていらない」
「いやいや、悪いからいいよ」
と、口にしていませんか?
そうすることで、
自ら、お金の流れを止め、
貧乏を選択しているのです。
そして、
自らの価値を
どんどん下げていっているわけです。
1万円を差し出されて、
「受け取れない」と思うと、
自分自身の価値が
「1万円もない」ということを
自ら認めてしまっています。
そんなことでは、
流れてくるお金の量は増えません。
それなのに、
「お金が欲しい」と言ったりします。
意味がわからないですよね。
「お金の感情」は
子供の頃からの刷り込みなので、
すぐには直りません。
しかし、
少しずつでも直していかなければ
いつまでたっても、
お金が流れてこないのです。
そのためには、
まずは、自分のセッション単価に
0を一つ増やしてみる
つまり、
10倍の単価にしてみることです。
ここで、
「そんなのできない」と思ったなら、
あなたは自分の枠の中で
セッション単価を決めているということになります。
もし、
10倍にすることを考えることが出来るのであれば、
「自分の枠を広げて考えること」が
できているということです。
稼ぐためには、
コンフォートゾーンから出ることです。
難しければ、
コンフォートゾーンを広げることです。
このどちらかをしなければ、
稼げるようにはなりません。
自分の枠の中で
ビジネスをしているからです。
自分の枠の中でビジネスをしている限り、
今の年収と変わりません。
そのことに早く気がついてくださいね。
いかがでしょうか?
あなたのコンフォートゾーンを広げることができれば、
稼げるようになります。
そのためには、
自分のセッション単価を10倍にしてみることです。
この瞬間、
「できない」と思ったら、
いつまでたっても今の年収と変わりません。
10倍にするにはどうしたらいいのか?
方法を考えるからこそ、
年収が増えるのです。
「できない理由」ばかり探しても
年収は増えませんよ。
株式会社マインドコーチ 代表取締役 安達慎一
集客やセールスが苦手な稼げないコーチの方向けに、コーチングビジネスの稼ぎ方を教えています。稼げないコーチを稼げるコーチに育成しています。