売れている人のマネをしない
今日は、
「売れている人のマネをしない」
というテーマでお話します。
ビジネスを作るときはよく
「モデリング」を使います。
理想的なお手本を見つけて
マネをすることで、
間違いを見つけ、
ビジネスを作ることができます。
しかし、
間違ったモデリングをしていまうと
ビジネスがなりたちません。
間違ったモデリングとは、
「商品をマネする」
ということです。
商品は
ビジネスではとても重要な要素です。
売れている商品をマネするということは、
すでにNO.1である商品があることになります。
あなたは日本一高い山の名前を
知っていますよね。
富士山です。
では、
2番目に高い山の名前は?
と問われると答えられる人は
少ないと思います。
同じように
1番大きな湖は琵琶湖ですが
2番目はとなると
答えることができません。
つまり、
商品は、NO.1であることが
とても重要なのです。
ポジショニングでは
NO.1戦略を取ることが多いですが、
売れている人の商品のマネをしても
「売れている人の商品を買う」
ということになってしまいがちです。
今日は
そんな話をしていきます。
ビジネスモデルのマネをする
まずは、売れている人の
「ビジネスモデルのマネをする」のは
大丈夫です。
実はビジネスモデルの基本形は
それほど多くありません。
コーチングではじめに使うビジネスモデルは
マンツーマンセッションを基本とした
ビジネスモデルです。
この基本的なビジネスモデルで
ビジネスを安定させて、
ビジネスを軌道に乗せていくわけです。
いきなり、
コミュニティや会員制ビジネス、
塾といったビジネスモデルを展開する人は
少ないでしょう。
なぜなら
ビジネスをはじめたときは、
顧客リストである
「メルマガリスト」が少ないからです。
メルマガリストが少ないうちは、
高額商品を販売し、
3人集客して1人と契約といった
ビジネスモデルを展開していくことが大事です。
メルマガリストが
100人とか300人とかに増えてくれば、
コミュニティや会員制ビジネスを展開していくことも
可能です。
しかしそれまでは
自分のメルマガリストを増やしながら
ビジネスを進めていくことになります。
もちろん、
ビジネスが軌道に乗ってくれば、
広告費や紹介を使って
メルマガリストを増やすことはできます。
しかし、
ビジネスが軌道に乗るまで、
ビジネスが安定するまでは、
マンツーマンセッションが中心になって
進めていくことになります。
そのためには、
ビジネスモデルは売れている人の
マネをしても大丈夫です。
逆に
ビジネスモデルをマネできれば、
ビジネスは安定するでしょう。
それぐらい
ビジネスモデルをマネすることは
とても大事なので
「モデリング」という言葉が出てくるのです。
商品はマネをしてはいけない
逆に
商品はマネをしてはいけません。
先程も書いたように
NO.1戦略が重要になるからです。
ホームページとかを見ながら
商品構成のマネをすると
ほとんどの場合、売れません。
なぜなら、
「この商品、◯◯さんと同じやね」
となるからです。
特にネットで商品展開をしている場合、
売れている人は、
ネット集客でも上、
広告も出しているということになり、
見込み客が、
あなたの商品よりも先に
目にしている可能性が高いです。
そうなると見込み客は、
◯◯さんの商品を買ってしまう
ということになります。
「それじゃ、商品が売れない」
ということになりますよね。
なので、
重要なことは
「商品を少しずらす」ということをします。
例えば
ダイエットコーチで有名な方がいるとします。
その方の商品をマネしても売れません。
「商品をずらす」というのは
どういうことかというと、
例えば
「地域で絞る」ということをしていきます。
その人が、日本で有名なら
関西で一番とか、
大阪で一番とか、
箕面市で一番とか
どんどん地域を小さくしていきます。
そうするといつかNO.1であるエリアが出てきます。
有名な人から学びたくても
交通費や時間の問題、
そして、セッションフィーの問題もあり、
なかなか教わることができない人もいます。
そうなると、
「近くにいい人がいたらいいな」
と思う人があなたのことを見つけると
有名な人と同じで少し安く
近い人に習いたい人がきます。
このように地域でずらすことができます。
またダイエットならこんなことも
できますね。
有名な人が「運動で痩せる」なら
たった5分の運動で痩せるとか
歩くだけで痩せるとか
座っているだけで痩せるとか
方法を細かくすることでも
NO.1を取ることができます。
つまり、
商品を全くマネするのではなく、
商品をずらすことで
差別化することは可能です。
そうすると、
ビジネスが回り始めます。
稼げるようになってからポジションを広げる
差別化してNO.1戦略をとり、
稼げるようになると
自然とポジションが広がります。
ポジションを狭くすることは
集客ができていない人にとって
とても難しいことです。
それでなくても集客できていないのに、
範囲を狭くするとお客さまがいなくなる
と思ってしまいます。
しかし、お客さまは
専門家から学びたいわけです。
そしてNO.1の人から学びたいわけです。
そうなると、
地域を絞っても
集客ができるようになります。
私達のビジネスは薄利多売ではありません。
1ヶ月に10人もクライアントは必要ありません。
30万円の商品なら
3〜4人で十分です。
そのうち、クライアントが一杯になり、
単価を上げて、扱えるクライアントの数を
調整する時が来ます。
なので、クライアントを3人取るだけで
十分なのです。
むしろ、
毎月1人を6ヶ月間取り続けるほうが
難しいかもしれません。
それだけ
クライアントを安定して取り続けることは
難しいのです。
なので、
NO.1戦略を取り、
まずは1人と契約してみることです。
契約が取れるようになったら
徐々にNO.1の範囲が広くなってきます。
箕面市でNO.1だったのが
大阪府内でNO.1になります。
関西でNO.1になれば
そこそこ有名でしょう。
また、こんなことも起きます。
私はコーチング専門の肩書ですが
ネット集客コンサルや心理カウンセラーも
私のクライアントにはいます。
つまり、
コーチングで稼げるんだったら
コンサルでもカウンセラーでも
大丈夫ですか?
という依頼が来るわけです。
ビジネスが順調になれば、
違う業種の人が来たりします。
不思議なことですが、
稼ぎだしたら
どんどんポジションが広くなるので、
まずは、できるだけ狭くポジションを取り、
NO.1戦略を取ることが
とても重要です。
商品の値段を下げない
最後に、
商品が売れなくても値段は下げないことです。
このときの値段は「定価」のことです。
もし、あなたの商品が30万円だとして
1人クライアントがいたとしましょう。
あなたが売れないからと言って
10万円にしたら
30万円を払ったクライアントは
どう思うでしょうか?
とても腹が立つし、悔しいと思いますよね。
つまり、一度決めた定価は
下げないことです。
もし、値段を下げる場合は
「正当な理由」をつけることです。
例えば、
立ち上げ当初は
お客様の声がありません。
つまり、実績がないということです。
実績を作るために、
「5名様までキャンペーン価格で
30万円のところ10万円です」
は正当な理由になります。
このとき重要なのが
値段を下げるけれど、
「これをしてくださいね」
という注文をつけることです。
この事例の場合は
「セッション終了後、
実名でアンケートを書いていただきます」
ということにすれば、
あなたにも
20万円値下げした価値はありますよね。
実績づくりで
値下げすることはよくある話です。
重要なのは
いつでも定価に戻せるように
「定価はいくら、
キャンペーン価格はいくら」
としっかり明記することです。
この明記がなければ、
キャンペーン価格が定価と思われて、
定価に戻したときに
「値上げした」と思われてしまいます。
あくまで
キャンペーン価格でする理由が必要です。
このように
値段を下げるときは
正当な理由が必要です。
私は
一括払い割引と
体験セッション割引を設定しています。
一括払いで払ってもらえると、
私の会社の資金繰りがよくなりますよね。
分割払いになると、
払ってくれない可能性もあります。
セッションが始まってから
「何か違う」と思われて払ってもらえないケースも有り、
一括払いでもらえると
お互いが本気で成功するという覚悟も
うまれます。
また体験セッション割引もあります。
体験セッションに参加していただいて、
契約してもらえれば、
不安や疑問を解消した状態で
契約してもらえます。
そして
その場で決めてもらったことに対して
感謝の気持ちで割引しています。
私のセッションは
まあまあ高額です。
有名な塾は
私のようにマンツーマンではなく
セミナー形式なのに
150万から200万以上します。
そうなると、
払える人は限られてきますよね。
私のプログラムは
一括払いで払っていただくと、
100万円以下になりますし、
体験セッションを受けていただくと
更に安くなります。
返金保証や延長保証もつけているので、
お金のリスクは全くありません。
クライアントが成功しなければ
返金や延長セッションになるので、
私も本気で成功させなければ
ならないわけです。
ここまでの内容を
ここまでの保証をつけて
やっているコーチ、コンサルは、いません。
この部分でも
差別化を行い
NO.1戦略をとっているわけです。
このメルマガを読んでいる
クライアントではない人には、
できるだけ私のプログラムに参加していただいて、
さっさと成功してもらい
豊かさを手に入れてほしいと思っています。
商品が売れないのは
ポジショニングが曖昧だからです。
ポジショニングはNO.1戦略が必要です。
ぜひ、参考にして
いい商品を作ってくださいね。
いかがでしょうか?
売れている人のマネをすると
なかなか売れません。
売れる仕組みも無いのに
商品をマネしても売れないからです。
そして、
売れる仕組みがあったとしても、
差別化ができていないので
苦戦するでしょう。
商品を売るには
差別化が必要です。
魅力的なコンセプトや強みが必要です。
ぜひ、しっかりと理解して
ビジネスに取り組んでくださいね。
株式会社マインドコーチ 代表取締役 安達慎一
集客やセールスが苦手な稼げないコーチの方向けに、コーチングビジネスの稼ぎ方を教えています。稼げないコーチを稼げるコーチに育成しています。