そのスキルは売上につながりますか?
そのスキルは売上につながりますか?
今日は
そのスキルは売上につながりますか?
というテーマでお話します。
稼げないコーチが、稼げない理由として
よく口にするのが
「スキルが足りません」
「スキル不足です」
「まだ結果を出す自信がありません」
という言葉です。
まだ、
商品が売れたわけではもなく、
クライアントからクレームを
言われたわけでもないのに、
商品が売れた後のことを考えるのは
「なんてプライドが高い人なんだろう」
と思います。
スキルが足らないということは
商品が売れた後のことを
心配しているわけです。
セールスの仕方もわからない人が
売れた後のことを心配しても
意味がありません。
コーチングの資格なんて
最たるものですよね。
「資格があるからコーチを名乗れる」
と言わんばかりです。
実際は、
資格があっても
コーチングの結果が出るわけではありません。
そもそも資格を持っていたからと言って
コーチングで食べていけるわけではないからです。
私も昔は
資格が無いとコーチングでビジネスができないと
思っていました。
しかし、
今は全く資格は、必要ないと思っています。
資格は
資格を発行する人が儲かるビジネスモデルだと
確信に変わっています。
それが証拠に
私がクロージングする時に
「コーチングの資格は持っていますか?」
と聞かれたことがありません。
つまり、
コーチングの資格がなくても
コーチと名乗ればいいだけの話です。
どうせ、
コーチングで稼げなければ
プロコーチとしてはやっていけないので、
どこのコーチングの資格をもっているのかなんて、
お客さまにとっては
どうでもいいわけです。
お客さまが興味があるのは
「自分が悩みを解決し、
理想の未来を手にできるかどうか」
だけです。
私の見込み客も
「本当に6ヶ月でコーチングで稼げるように
なれるのかどうか?」
に興味があるだけで、
「何を教えてくれるのか」
「どうやってセッションを進めていくのか」
なんていうのは、
興味がありません。
なので
私の体験セッションでは
見込み客自身が
「なぜ、稼げないのか?」
と言うよりも
「自分はこれが原因だと考えているが
あっているのか?」
そして
「どうやったら
自分が考えている原因を解決できるか」
にしか興味がありません。
つまり
商品の構成は
あまり重要ではないのです。
世の中の商品説明は
コーチが
「何が出来るのか」
ばかり説明しています。
そんなところに
お客さまは興味がありません。
自分の悩みが本当に解決できるのか
自分の理想の未来が本当に手に入るか
に興味があるわけです。
その時に
「スキル不足です」
「自信がありません」
と、もし言ったとしたら、
誰もあなたの商品を買いませんよ。
今日はそんな話をしてきます。
商品が売れるまではスキルは今のままでいい
まずはじめに、
商品が売れない理由は、
「スキル不足にはない」
ということです。
スキル不足にあるとしたら
あなた自身が
「スキル不足に不安」があり、
クロージングの時に
頼りなさそうに、
不安そうに話すから
相手がそれを感じ取ってしまい
断わられるということです。
それは
自分で断わられるように
クロージングトークをしているので
断わられて当然です。
本心では
「まだスキル不足なので
契約をもらうと逆に困る」
と考えています。
まさに
そのとおりのことが
クロージングで起こっているだけのことです。
頑張ってクロージングしているようでも
断わられるようなトークをすると
それは断わられますよ。
断わられたことを
スキルを学ぶ理由にして
スキルを学びに行くわけです。
まだ商品が売れないのは、
スキルが足らないからだ
というふうに正当化しているだけです。
そりゃ、
クロージングで断わられるより
スキルを学びに行くほうが
楽しいでしょう。
お金を払うことも気持ちいいし、
スキルを学ぶことも気持ちいいわけです。
クロージングしても
断わられるし、
嫌われるかもしれないし、
辛いだけ、
そう感じていると思います。
だから
学びに行く理由を
見つけようとしているだけなのです。
しかし
いざ、スキルを学んでも
また商品が売れない
という状況に直面します。
これが
スキルが必要ない理由です。
商品を売るために重要なことは、
集客でもセールスでもなく
「売れる商品作り」
です。
現状のマーケティングの主流は
売れる商品を作る
成約率を高める
集客する
集客の仕組みを作る
集客の仕組みの精度を上げる
の順番です。
まずは、
クロージングしてみて
商品が売れるかどうか
確かめなければなりません。
一つでも売れたら
売れる商品だということがわかるので、
今度は成約率を高めます。
成約率が10%よりも
50%の方が売上が5倍になるからです。
その後、
集客していきます。
集客ができるようになったら
集客の仕組み化を作ります。
最後に
集客の仕組みの精度を上げていきます。
この順番で
ビジネスを作ることが
マーケティングの基本になります。
スキルを上げるというのは、
商品が売れた後の話です。
売れる前に
スキルを学んでも
必要かどうかが
わからないからです。
必要でもないスキルを
学んでも時間の無駄です。
だったら、
先に売ってみて、
必要になったら学べば良いわけです。
それでも
先にスキルを学びたいというのは、
ただ学びが好きなだけで、
稼げなくてもいい人がやることです。
もし、
あなたがコーチングで稼ぐことが
二の次なら、
先にスキルを学んでください。
いやいや、稼ぎたい、というなら
先に売れる商品づくりをしてください。
売れる商品ができるまでは
今のスキルで十分です。
売れる商品ができるまで
集中して商品づくりをしてください。
いやいや、集客が先でしょという人へ
こういうふうに言うと
「いやいや、集客が先でしょ」
というわけです。
しかし、
売れる商品がないのに
集客を先にやっても
商品は売れません。
売れる商品ができてから
集客をしないと
「誰に商品を売るのか」
がわからないからです。
集客が先という人のほとんどが
「ターゲットが明確ではない」
のです。
誰でもいいから人を集めればいい、
メルマガリストさえ集めればいい
と思っています。
私はコーチングのスキルはほとんど教えないので、
「コーチングのスキルを学びたい人」
がきたら逆に困るわけです。
私の商品は
コーチングで稼ぐ方法を教えています。
なので、
スキルを学んだら稼げると思い込んでいる人がくると
稼げるようにはなりません。
あくまで、
ビジネスでの稼ぎ方が基本です。
ターゲットが明確だから
メルマガでふるい落として、
私の商品が必要な人だけが
体験セッションに来るので、
成約率が80%なのです。
これが
コーチングを教えて欲しい人も
コーチングをして欲しい人も
コーチングで稼ぎたい人も
ごちゃまぜで体験セッションに来ると
成約率は80%もいかないでしょう。
だから、私は、
集客の仕組みの精度を上げることができて、
今に至るわけです。
この順番が理解できていないのに
いきなり、
集客の仕組みを作ろうとしても
難しいのです。
売れる商品があり、
売れることが分かっている商品を取扱い、
その後で集客してみる、
そして
売れる仕組みを作っていって
最後に精度を上げる、
この順番で取り組みます。
しかし、
稼げないコーチは
いきなり
集客の仕組み化に取り組んだり、
集客を数多く手がけたりします。
それだと
何倍も時間がかかります。
ビジネスが出来上がるまでは
1点集中が基本なのです。
成功するまではやることは1つに絞る
私はクライアントにも
一つのことしか言いません。
ブログを書くなら書く、
メルマガを作るならメルマガを作る、
動画を作るなら動画を作る、
という指示をします。
動画を作りながらメルマガを作って
空いている時間でブログを書いて
なんていうと、
たいていの場合、
途中でやめてしまいます。
私ができることでも
クライアントには難しいということが
わかっているからです。
ひとつでも時間がかかるのに、
複数言うと
もっと時間がかかります。
たまに
複数のことをやることのほうが
効率がいいと言う人がいますが、
そんな人は、だいたい
途中で続かなくなります。
家族のことが優先順位が一番なのに
仕事のことをしてもらっていても
家族の用事が入った途端、
仕事をほったらかしにするわけです。
これと同じで
人間は24時間しか無いので
優先順位の高いものからやっていく
傾向にあります。
だから
成功するために
やりたいことならともかく
やりたくないことを
やり続けるためには、
できるだけ1つのことを
集中してさっさと片付けることが基本です。
2つ同時にやると
2倍、
5つ同時にすると
5倍時間がかかります。
なので
成功していない時期に
集客もセールスも
仕組み化も
同時にやろうとすると、
何倍も時間がかかるわけです。
成功者はそれを理解しているので、
時間がかかる部分や苦手な部分は
お金のツールを使って
他人に任せるわけです。
成功している人でも
そんなことをしているのに
成功していない人が
複数やったり、
できないことをしながら
成功できるはずがないわけです。
ましてや
商品を売る前に
スキルを上げるなんてことは
全くの時間の無駄になります。
それが、
ノウハウコレクターや
セミナージプシーが
成功できない理由でもあります。
もし、
現状稼げていないのであれば
まずは、
スキルを上げることやめることです。
そして、
どうしたら商品が売れるのか
考えることです。
売れない商品を売ろうとしても
売れません。
他人の商品を研究したり、
売れている人の商品を真似してみることも
一つの手段です。
ぜひ、
売れる商品づくりをしながら
ビジネスを組み立ててくださいね。
いかがでしょうか?
まずは、
スキルアップを考える時に
売上に直結するかどうか
考えてみてください。
お客さまに
「こんなスキル身につけたら
商品を買ってくれますか?」
と聞いてみると良いと思います。
「いいと思うよ」
と言ってくれた人に
クロージングしたら
よくわかります。
「私はいらない」
と言うと思います。
つまり、
他人のことを
真剣に聞いていないことがわかるでしょう。
でも
中には
「買う」といってくれる人がいます。
だったら
商品を売ってから
スキルを上げても良いわけです。
大きい会社でも
小さくテストしてから
商品化することはよくあります。
セミナーでも
先に参加者を募集して
参加する人が集まってから
会議室をとることで
無駄な費用が省けます。
これと同じことを
商品でもすればいいだけの話です。
ぜひ、
しっかり理解して
ビジネスにつなげていってくださいね。
株式会社マインドコーチ 代表取締役 安達慎一
集客やセールスが苦手な稼げないコーチの方向けに、コーチングビジネスの稼ぎ方を教えています。稼げないコーチを稼げるコーチに育成しています。