悩みをしっかりと顕在化してあげること
悩みをしっかりと顕在化してあげること
今日は
悩みをしっかりと顕在化してあげること
というテーマでお話します。
コーチングで重要なのは、
「悩みを顕在化してあげること」
です。
悩みが本当は
どこからきているのか、
をしっかり見つけてあげて、
クライアントに気づかせてあげることが
とても重要です。
悩みは
根本原因を解決しなければなりません。
なんとかバスターのように
上辺だけの悩みを
解決したかのようにしていると
すぐに元に戻ってしまいます。
それだと、
「効果がないね」
ということになり、
リピーター戦略には使えません。
心のブレーキを外すには、
クライアント自身が、
根本原因に気が付かなければならないわけです。
気がついて初めて、
ブレーキが外れます。
そのためには、
コーチがしっかりと
根本原因に気がつくこと、
その後で、
クライアントに、
根本原因を気が付かせること、
が必要になります。
今日は、
そんな内容をお話します。
クライアント自身の問題点を発見する
コーチングで重要なのは、
まず、
クライアント自身の問題点を発見すること
です。
例えば、
クロージングができない、
という悩みがあるとしましょう。
ほとんどの場合は、
罪悪感から来ています。
では、
罪悪感に気づかせるためには、
どうしたらいいのかというと、
「なぜ、クロージングができないのか?」
をしっかり聞いてみることです。
この場合、
「スキル不足を感じている」とか
「相手が結果が出ないのではないか?」とか
「お金を提示することが難しい」とか
「相手からお金をもらってもいいのか?」とか
「相手に嫌われるのではないか」
といった原因が考えれます。
これらはすべて罪悪感から来ている感情です。
クロージングするに当たり、
自分自身が
「悪いことをしている」
と思っているわけです。
この
悪いことをしている感情があるから
クロージングができないわけです。
なので、まずは、
「悪いことをしているのではないこと」
に気づいて貰う必要があります。
コーチングというのは、
相手の悩みを解決し、
理想の未来につれていくこと
が役目です。
それなのに、
悪いことをしてしまっていると
思い込んでいるわけです。
相手は、
ものすごくつらい思いをしているかもしれません。
痛みを感じているかもしれませんし、
早く取り除いてもらいたいと思っているかもしれません。
それなのに、
悪いことをしている感情になるのは、
「単なる思い込み」
にすぎません。
ほとんどの場合、
クロージングしても、
嫌われることはありませんし、
むしろ、
喜ばれるはずです。
しかし、
断られる場合もあります。
それはなぜかというと、
「商品がいらなかっただけ」
です。
例えば、
クロージングした相手が
本気で悩みを解決したいと思っていない場合は
まず、断られます。
それは、
あなたが悪いわけではなく、
相手が本気で悩みを解決したいとは
思わなかっただけなのです。
それを
稼げないコーチは
自分が悪いと思いこんでしまうのです。
それでは、
なかなかクロージングをして
契約につなげることが難しくなります。
クロージングとは、
相手との確認作業です。
相手が必要なら
契約すればいいだけの話です。
どんな商品でも
百発百中はありません。
最初は、
5人に1人ぐらいとしか
契約が取れないものです。
ということは、
5人に断られるまで、
クロージングしてみないことには、
契約が取れないわけです。
しかし、
稼げないコーチは、2,3人
クロージングしたら諦めます。
それでは、
契約が取れません。
最低5人、
できれば、10人ぐらいに
まずは、断られてみてください。
そうすれば、
クロージングができるようになります。
このことを理解して、
クロージングができない悩みを
解決していかなければなりません。
クロージングができないのは、
特に難しいことはなく、
ただ、自分の罪悪感と
戦っているだけの話です。
そのことを理解してあげて、
「自分を責めないようにする」
だけで
クロージングができるようになったりします。
そのためには、
なぜ、クロージングができないかを
しっかりと聞き取り、
本人に、根本原因を気づかせてから
解決することが
とても重要なことなのです。
悩みを顕在化したら、許可を出す
次にすることは、
悩みを顕在化したら、
「許可を出すこと」
です。
悩みを知ってしまうと今度は、
「自分を責める」
という行動に出ます。
「なぜ、できないんだろう」
「これができればいいのに」
といった感じで、自分を責め始めます。
これは、
真面目な人や
優等生になればなるほど、
責めてしまう傾向にあります。
できていた自分を想像し、
そのギャップを埋めることができないからです。
なので、
このギャップを埋めるために、
ほとんどの場合はスキルアップという方向に
動いてしまいます。
しかし、
その前にやることがあります。
それは、
「できないのも自分」
と認めてあげることです。
この部分を否定してしてしまうと、
いつまでたっても、
悩みから抜け出すことができません。
自分を認めることをしないので、
なんとかバスターや
メンタルブロックのたぐいは、
元に戻るのです。
悪い所があれば、
直すのが普通ですが、
そのまえに、
一旦自分を認める作業が必要です。
そうしないと
直す前の自分を責めるので、
メンタルが落ち込んでいくわけです。
そうではなくて、
自分を認めることで、
メンタルを落とさずに、
直すことができるようになります。
しかし、
稼げないコーチのほとんどは、
これを理解していません。
だから稼げるようにはならないわけです。
多くの稼げないコーチが
クライアントの引き出しから、
答えを引っ張り出そうとします。
しかし、
本当の答えは
コンフォートゾーンの外側にあります。
なので、
コンフォートゾーンの内側にある引き出しの中からは、
本当の答えは出てきません。
コーチングスクールでは
ティーチング禁止のところもあります。
ティーチング禁止になると
コンフォートゾーンの外側は扱えないので、
成果が出ないわけです。
コーチングでは、
クライアントの成果が出ないのであれば、
リピーター戦略がとれません。
だから、
どんどんビジネスが苦しくなるわけです。
本当にビジネスで稼ぎたければ、
リピーター戦略は必須です。
リピーター戦略が使えないと、
常に新規のクライアントが必要になるからです。
常に新規のクライアントが取れるのであれば、
とっくにコーチングで稼げているはずです。
新規の集客ができないから
ビジネスが回らないのに、
新規の集客を取り続けるのは
ビジネスを難しくしているだけなのです。
なので、
コーチングは
リピーター戦略、ありきで
考える必要があります。
それができないと、
なかなか
ビジネスが安定しません。
ビジネスを安定させるためには
リピーター戦略をつかうことも
とても重要なのです。
あなたがコーチングビジネスで稼ぐためには、
まずは、悩みを顕在化してあげることです。
これができないと、
コーチングビジネスでは稼げるようにはなりません。
このことを
しっかり理解して、
ビジネスに役立ててくださいね。
いかがでしょうか?
悩みを顕在化する理由がわかりましたか?
悩みを顕在化できないコーチは
稼ぐことができません。
クライアントの引き出しから
答えを引っ張り出すコーチングでは、
成果が出ないからです。
本当にコーチングでやらなければならないことは、
コンフォートゾーンの外側に引きずり出すことです。
そして、
悩みを顕在化し、
その後で許可を出させて、
直していくことです。
これができなければ、
成果が出ないわけです。
このことをしっかり理解して、
コーチングビジネスにつなげてくださいね。
株式会社マインドコーチ 代表取締役 安達慎一
集客やセールスが苦手な稼げないコーチの方向けに、コーチングビジネスの稼ぎ方を教えています。稼げないコーチを稼げるコーチに育成しています。