コーチングで稼ぐためのビジネスの組み立て方
今日は
「コーチングで稼ぐためのビジネスの組み立て方」
についてお話します。
コーチングで稼ぐためには
「ビジネスの組み立て方」がとても重要です。
稼げない理由の多くは
集客やクロージングにもありますが、
実は、「ビジネスの組み立て方」が
できていないことがほとんどです。
「ビジネスの組み立て方」がしっかりできてこそ、
集客やクロージングの改善ができるのです。
では、
どのように組み立てていくのでしょうか?
1.商品を作る
2.見込み客を探す
3.信頼関係を作る
4.リアルで会う
5.クロージング
ビジネスの組み立て方は
こんな流れです。
ほとんどの人が
「商品を作る」ところで
曖昧になっています。
曖昧なので、
見込み客がどんな人なのか
わかりません。
なので、
「商品を作る」ことは
とても重要です。
私はいつも「ゴールから逆算する」
と言っています。
この場合のゴールは
「お客様に商品を買ってもらうこと」
ですね。
お客様に商品を買ってもらわなければ
ビジネスは回りません。
なので、
「商品を作ること」から
はじめなければなりません。
この時
商品とはどのようなものでしょうか?
私は、
「商品パッケージを作る」と話しています。
コーチングであれば、
3ヶ月6回30万円の商品が
作りやすいですね。
この次に
「商品パッケージの内容」を考えます。
6回のセッションですから、
「6つの階段を上がるイメージ」
で商品を作ります。
このときに重要なのが
「誰に、何を提供するのか」
ということです。
あなたは、
「誰に」
「どんな悩みを持っている」
「どのように解決できる」
「理想の未来はどこにある」
のを理解していますか?
このことをターゲットと呼んでいます。
ペルソナでもかまいませんよ。
コーチングは、
ぶっちゃけ、
「どんな悩み」でも
「どんな理想の未来」でも
セッションできます。
しかし、
ターゲットが曖昧だと
お客さまは「わたしのこと?」
とは思いません。
「6つの階段を上るイメージ」と
書きましたが、
ほとんどの人が、
なんとなくイメージしています。
特に、
無料セッションや
低額セッションしか取れない人は
このイメージができていません。
なので、
周りにいる無数の見込み客候補に
集客するということを
してしまいます。
興味がない人にまで、
声を掛けると
「売り込まれた」と
思われるのです。
「今、解決したい悩みがない人」や
「今、理想の未来が思い当たらない人」
に声をかけても
見込み客になってもらうことは
とても難しいのです。
なので、
まずは「ターゲット」を
しっかりと決めてください。
あなたは、
「どんな悩みを持った人」を
助けたいですか?
本当に助けてあげたい人は
どんな人ですか?
しっかりと考えてみてくださいね。
それが決まったら
次は「見込み客」を探します。
見込み客を探す
商品が決まったら見込み客を
実際に探します。
あなたの見込み客は
「どんな人」で
「どんな悩みがある人」で
「どんな理想の未来があるのか」
というところを考えましたか?
では、
見込み客を探すには、
「こんな悩みがありませんか?」
という問いかけに反応する人です。
私の場合は
「稼げないコーチ」がターゲットです。
稼げない理由はいろいろありますね。
セールスやクロージングが苦手
集客ができない
契約が続かない
無料セッションしか来ない
といった悩みを持った人を
集めていきます。
それが見込み客です。
見込み客の定義ですが
「あなたの商品を必要とする人」
のことです。
つまり、あなたが
「先ほど決めた悩みを持つ人」が
見込み客です。
集客はと言うと
「見込み客を集めること」です。
「人を集めること」と勘違いしている人が
よくいますが、
「あなたの商品を必要としない人」
を集めても商品が売れません。
なので、
関係ない人や、興味がない人は、
いち早く除外する必要があります。
関係ない人や、興味がない人との時間は
ビジネスでは無駄でしかないからです。
なので、
見込み客の段階で、
「今」もしくは「将来」
あなたの商品を必要とする人だけ
を集めます。
この時、
「将来、必要となる人」を
集めることがとても大事です。
今、悩みがあるけれども
「時間がない」とか
「お金がない」といった
理由で商品を購入しないこともあります。
しかし、
理想の未来がいつまでたっても手に入らず
どうしても「悩みを解決したい時」が来ます。
その時まで、
あなたのことを覚えておいて
もらわなければなりません。
それが
「顧客リスト」です。
ネット集客で言う
「メールアドレス」のことです。
私が毎日メールマガジンを送り続けているのも
「あなたに成功してもらいたいから」です。
もし、
一人で成功できないとしたら
私にセッションを頼む可能性も
ゼロではありません。
これは、
メールマガジンで繋がっているからです。
これがもし、ブログだったら
「あのコーチだれだったっけ」
となって発見できない可能性が高いです。
そうすると
別のコーチに習うということになります。
そうならないためにも
メールマガジンを毎日送ることが
とても重要なのです。
私のメルマガ読者さんは
成功を目指している人が多く、
熱心な方は、毎日メールを開けてくれます。
そして
しっかりと読んでくれていると思います。
もちろん、
私が書いた内容を理解し、
行動し、結果が出れば
それで十分です。
しかし、
もし、私のチカラが必要になれば、
連絡できます。
これが、ずっとビジネスをする上で
とても大事なことです。
そういう理由で
メールマガジンが必要になります。
次にもう少し「見込み客」について
深く説明します。
2種類いる見込み客
あなたが集める見込み客には
2種類がいます。
今すぐ解決したいという
「今すぐ客」と
将来、解決したいという
「そのうち客」がいます。
「今すぐ客」の例としては
「水道管が壊れたから今すぐ直して欲しい」
という場合、
とりあえず来てくれる業者に頼みますね。
値段とか、方法とか置いといて、
とにかく来て欲しいはずです。
そんな人を相手にしているのが
「今すぐ客」のビジネスです。
コーチングも「今すぐ客」を
集めることができれば、
あっという間に契約できるので
楽ですが、そう簡単ではありません。
「今すぐ客」を見つけるには
「大量の実績」が必要です。
「大量の実績」があれば、
ネットで検索している時点で
「お客さまの安心感」が得られます。
そうすれば、
信頼関係を飛び越えて
契約も可能です。
しかし、
「稼げていないコーチ」の状態では、
「大量の実績」はありません。
なので、
コーチングで稼ぐには
「そのうち客」のリストを集めて
お互いのタイミングが合うときに
契約に至ります。
つまり、
「そのうち客」が
「今すぐ客」に変わるタイミングが
必ずあります。
「そのうち客」を
「今すぐ客」に連れて行く方法、
そして、
どのように契約まで持っていくのか
というと
次のステージに
「信頼関係を築く」
というものがあります。
次に
「信頼関係の作り方」
についてお話します。
信頼関係の作り方
「そのうち客」リストをどんどん集めている状態で、
信頼関係を作っていきます。
信頼関係を作るには
「接触頻度」をあげるというものがありますが、
メールマガジンを毎日配信することで、
「そのうち客」はあなたとの
「信頼関係を築く」ことになります。
そして、もう一つ重要なのが
「有益な情報を配信する」
ということです。
見込み客にとって
「有益な情報」は
悩みを解決するきっかけになります。
きっかけを与えることで
「解決できるかも」と思い始めます。
そうすると、
だんだん「自分にもできる」という
感情が出はじめて、
あなたのセッションを受けられない障害を
取り除く行動に移ります。
いずれ、
「あなたのセッションを受ける」
という流れになります。
そのためには、
「見込み客にしっかりと情報を提供する」
ことが重要です。
メールマガジンを毎日配信することで
「楽しみにしてくれている人」
になってもらわなければなりません。
1週間に1回程度の
メールマガジン配信では、
多くのメールに埋もれてしまいます。
なので、
できるだけ短くてもいいので
間隔を詰めて配信してください。
それが、
「あなたが助けたい人」の
ためになるからです。
あなたが「稼ぐ」ことだけに
フォーカスしてしまうと
「めんどくさい」とか
「時間がない」とか
思ってしまいます。
しかし、
将来のお客様に対して
「助けたい」と思えば、
続けることができます。
ちょっとした気持ちの違いですが、
将来大きな違いになります。
この行動を続けていくと
信頼関係が出来上がり、
「あなたからコーチングを受けたい」
と思う見込み客がどんどん増えていきます。
信頼関係が出来上がってきたら
次にリアルで会う機会を作ってください。
次に、リアルで会う理由を説明します。
リアルで会う機会を作る
では、なぜ、
「リアルで会う機会」を作るのでしょうか?
理由は
「見込み客に安心してもらう」ことが
必要だからです。
信頼関係を作ることができても
実際に会ってみて
「合う」「合わない」を確かめないと
お客さまはまだまだ不安です。
あなた自身にも
お客さまと「合う」「合わない」が
あると思います。
なので、
お茶会でも、勉強会でも
セミナーでもなんでもいいので、
会う機会を作ってください。
できれば、
クロージングの前に
会っておくことをおすすめします。
一度でも会うことで、
向こうが良い反応であれば、
体験セッションに申し込むでしょう。
それが、
「あなたの商品を買う準備ができている」
ということです。
もし、
「合わない」ということであれば、
体験セッションには申し込まないからです。
そして、
あなた自身が「合わない」なら
体験セッションのオファーをしないことで
申し込めません。
あなたが相手を選ぶ権利もあるからです。
コーチングは、
感情も重要です。
合わない人に対してセッションしても
相手も効果を得られないでしょう。
効果が得られないとわかっているのに、
契約するのは、クレームの元にもなります。
契約が欲しい気持ちもわかりますが、
「あなたが助けたい人」とだけ
契約してください。
それが、
長く続けるコツです。
次はクロージングについて
説明します。
クロージングについて
では、最後にクロージングです。
ここまでくれば、
クロージングは「確認作業」なので、
「相手からお願いされるクロージング」を
実践すれば、契約になるでしょう。
信頼関係もできているし、
相性もバッチリ。
後は、
あなたが悩みを解決しながら
理想の未来につれていくだけです。
相手を「理想の未来」に連れて行く
価値の対価として
物々交換のものである
「お金」と交換します。
あなたも
その金額が高ければ高いほど、
クライアントの価値が高いので、
その責任を受け止めてしっかりと
「理想の未来に連れて行く」ことになります。
高いお金を払ってもらうことは
あなたがクライアントを
成功させる責任でもあるので、
しっかりと受け止めなければなりません。
クロージングの補足ですが、
「クロージングは確認作業」と言いました。
これは、セールスの基本である
「必要な人に」
「必要なタイミングで」
「必要としているものを差し出す」
ということです。
それ以外の人や、
タイミングが合わないものを
差し出すから断られるのです。
このセールスの基本を実行するために、
「ビジネスを組み立てる」わけです。
すべては
「あなたの商品が必要な人」を目の前に
連れてくるためなのです。
このことを理解せず、
ビジネスを見よう見まねでやろうとしても
なかなかうまく行きません。
ビジネスの組み立てをしっかりした上で
セールスを楽にするから
ビジネスが回るのです。
そのためには
「しっかりとした土台」を作ることが
必要になります。
いかがでしたか?
「コーチングで稼ぐ」といっても
しっかりとした
ビジネスの組み立てから
作っていかないと、
「断られる」ばかりになります。
それでは、
あなたがコーチングで本当にしたい
「悩みを解決すること」
「理想の未来につれていくこと」
ができません。
本当にしたいことをするためには、
あなた自身がしっかりと
「ビジネスの組み立て方」を理解し、
自分が変わることをしなければ、
クライアントに
「理想の未来を手に入れてもらうこと」が
できないのです。
「コーチングで稼ぐ」ということは
「クライアントに
理想の未来を手に入れてもらうこと」
です。
クライアントが
理想の未来を手に入れることで
「お金」という対価をいただきます。
理想の未来が大きければ大きいほど
対価は大きくなりますよね。
1万円では、
クライアントの人生を
変えることができません。
1万円しか払わない人まで
あなたが親身になることはないのです。
その人は、残念ながら
「本気ではありません」
あなたも
クライアントに
理想の未来を手に入れてもらいたければ
「本気の人だけ」に
時間を使うようにしてください。
そうすれば、
必ず、本気の人だけが集まります。
それだけで
ビジネスは十分です。
「ありがとう」と言ってもらいながら
ビジネスが回るのです。
あなたは、どう思いますか?
稼げないと言いながら
「どうやったら契約が取れるだろうか」
ばかり考えていませんか?
そうなると
なかなか契約を取ることが難しいでしょう。
どうやったらクライアントの悩みを
解決できるのか、
クライアントを理想の未来につれていくには
どうすればいいのか、
まずは、
それを考えてみてください。
そうすれば、
答えが見えてきます。
あなたが1日も早く
クライアントを
理想の未来についていけるようになることを
祈っています。
株式会社マインドコーチ 代表取締役 安達慎一
集客やセールスが苦手な稼げないコーチの方向けに、コーチングビジネスの稼ぎ方を教えています。稼げないコーチを稼げるコーチに育成しています。