お客さまが簡単に払える金額にしない理由
お客さまが簡単に払える金額にしない理由
今日は、
お客さまが簡単に払える金額にしない理由
というテーマでお話します。
私のところに相談に来る
稼げないコーチに話を聞くと
よくこんな話をします。
「払えないお金をもらうことが悪い気がする」
「相手がお金を持っていない感じがする」
「相手に無理させると申し訳ない」
こんな内容です。
あなたもクロージングの時に、
そんな感情を持ちますか?
もし、
同じような感情を持つとしたら
まだまだ稼げるようになるのは
先の話ですね。
ビジネスうんぬんよりも、先に
「お金のブロック」を外す必要があります。
「お金のブロック」はいろいろありますが、
最終的には自分自身に
「お金を受け取ってもいい」
という許可を出す必要があります。
「お金大好き」とか
「私はお金をたくさん受け取ってもいい」
と口に出して言ってみて
ざわざわするなら、
「お金を受け取る許可」が
できていません。
そうなると、
お金を受け取ること自体が嫌なので、
受け取らない方法を常に考えています。
なので、
稼げるコーチになれないわけです。
私のクライアントには
まずは、マインドセットをします。
その多くは、
「お金の考え方」
です。
お金の考え方を労働者思考から
成功者思考に変えていかないと、
稼げるコーチにはなれないからです。
そういった理由からも
まずは、
お金に関するマインドセットをします。
そうしないと、
いくら売れる商品があっても
売れる仕組みを手に入れても、
「30万円は受け取れない」とか
もっというと
「100万円の商品なんて売れない」
ということになってしまいます。
それでは、
薄利多売のビジネスになり、
なかなかうまくきません。
今日はそんな話をしていきます。
払う器と受け取る器は同じ大きさ
まずは、重要なお金の器の話です。
基本的に
お金を払う器と受け取る器は同じ大きさです。
形のない100万円の商品を
買ったことがないのに、
売ることはできません。
なぜ、そうなるかというと、
100万円を払った気持ちがわからないと、
100万円をもらう心の痛みが
わからないからです。
これは、
自分自身の価値の話になります。
自分は、
100万円を払える人間的な価値がある
と思えなければ、
100万円を払うことができません。
100万円を払うのにふさわしい人間だと
思えなければ、
100万円をぽんと払うことができないのです。
これは
自分自身のセルフイメージに
影響されます。
自分の価値が1万円しか無ければ、
1万円しかもらえません。
稼げないコーチが
セッション単価5000円だとしたら、
5000円の価値しかないと
言っているようなものです。
5000円の価値しかないと
思っているとすると、
5000円以上を受け取ると
「申し訳ない」
と感じます。
自分自身が5000円の価値しか
提供できないと感じているからです。
しかし、
コーチやNLPの資格をとるために、
たくさんの自己投資をしている人が
ほとんどです。
100万円以上使っている人も
少なくありません。
ということは、
お金を払う器は大きいけれど、
お金をもらう器は小さい、
ということになります。
お金の器は
払う方も受け取る方も同じなのに、
稼げない人は、
払うほうが大きくて
受け取るほうが小さいのです。
これはどういうことかというと、
「お金のブロック」があり、
「受け取る許可を出せていない」
ということになります。
稼げないコーチは
払う方はできても、
受け取るほうができないから
稼げないわけです。
なので、
私は、一番最初に
「お金のブロック」を外し、
「受け取る許可」をするマインドセットを
するわけです。
このマインドセットをすると、
いきなり稼げるようになる人も
たくさんいます。
自分が勝手に
「稼げない」と思っているだけの人も
多いからです。
そして、
稼げないのはスキルが足らないと
勘違いしている人もいいです。
受け取る許可を出せていないだけで、
稼げない人はたくさんいます。
受け取る許可が出せていないだけなのに、
なぜか、
集客が、とか
セールスがとか
USPがとか
言っているのです。
そんな先に理想の未来はありません。
お金を受け取る許可が出ていないのに、
いくらスキルを上げても、
稼げるようにはならないからです。
それがビジネスの本質のところです。
ビジネスの本質からしっかりと学ばないと、
いけません。
売れる商品があっても、
売れる仕組みがあっても
「お金を受け取らない」ようにしている限り、
お金は流れてこないのです。
実は、思考を
「稼げない」から、
「稼げる」に変えるだけでも
稼げるようになります。
コーチのほとんどは、
資格をとるのに、
自己投資しています。
ということは、
お金の器は、かなり大きいはずです。
稼げないのではなく、
「受け取らない」と
無意識に行動しているということになります。
この事実を知ることができれば、
稼げるようになるのです。
簡単に払える金額にしない
では、
「お金を受け取る許可」が
でている前提で話を勧めていきます。
お金を受け取ることができるとすると、
セッション単価はいくらでもかまいません。
許可が出ていないと、
「1万円までは受け取れる」とか
「3万円までは受け取れる」といった
受け取れる上限があります。
あなたは今、
セッション単価をどれぐらいまで
上げることができますか?
1回のセッション単価10万円ぐらいまでなら
簡単に上げることができるはずです。
しかし、多くの人は、3万円ぐらいで
「これ以上はもらえない」
と感じるはずです。
そうなると、
受け取る許可がでていないことになります。
払ってくれるお客さまが
現れるかどうかは別にして、
受け取る許可がでていなければ、
もし、払ってくれるお客さまが目の前に現れた時に
「いやいや、そんなにもらえません」
と言ってしまいます。
それではビジネスは成り立ちません。
まずは、
いくらでも受け取る許可を出し続けてください。
許可がでると
相手の懐ぐあいはあまり考えなくなります。
そうしないと、
次に重要な
「簡単に払える金額」
にはできないからです。
では、
なぜ、簡単に払える金額にしては
いけないのでしょうか?
コーチングビジネスは
ボランティアではありません。
コーチングビジネスは
クライアントに
「理想の未来を手に入れてもらう」
ことが目的です。
この目的を達成するためには、
安い金額では
クライアントが本気にならないからです。
例えば、
無料のセッションの場合、
クライアントは、
「うまくいっても、いかなくても
痛くも痒くもない状態」
です。
ネットで情報を手に入れても
自分の都合のいい方法だけやってみますよね。
それは
結果が出ても出なくても
痛くも痒くもないからです。
無料セッションのたぐいも
同じですね。
あわよくば、
いい情報が手に入ったらラッキー
ぐらいの気持ちなのです。
それでは
理想の未来は手に入りません。
これと同じで、
「払える金額」でセッションしても
「結果が出なくてもいいかな?」
「一回遊びに行ったと思えば」
という感じで、
結果が出なくても納得できる金額が
「払える金額」です。
受け取る許可が出ていないと
「払える金額」をいただくほうが楽ですが、
「結果を出す」
ということになると、話は別になります。
相手が本気かどうかを試すためには、
「少々無理しないと出せない金額」
に設定する必要があります。
本気で、
悩みを解決したかったり、
理想の未来を叶えたいとしたら、
「少々無理してもお金を用意」
します。
悩みを解決したいけれど、
理想の未来は手に入れたいけれど、
「お金がない」
というのは、
寿司屋に入って
「お金がない」
と言っているのと同じです。
普通ならお金がなければ
最初から寿司屋には入らないですよね。
でも、
形のない商品なら
「お金がない」と言うわけです。
お寿司屋に行くときは
「お寿司を食べたいからそのお金が用意する」
わけです。
同じように
「悩みを解決したい」
「理想の未来を手に入れたい」
と思っているなら、
「お金がない」
とは言わないはずです。
つまり、
「解決できればいいなぁ〜」とか
「理想の未来が手に入ればいいなぁ〜」
程度の思いしかありません。
いつも言いますが、
もし、あなたが
病気にかかり、後1週間で死ぬとして、
私が治す方法を知っているとします。
私が100万円で治してあげる
といったとしたら、
「お金がない」といいますか?
たぶん、言わないと思います。
人間は、
後がなくなったり、覚悟が決まらないと
払えるお金を用意しようとはしないのです。
本気だとわかれば、
あなたがやることは
「全力でサポートするだけ」です。
相手は、
本気で結果を出そうとするので、
あなたも全力でサポートすれば
ゴールに到達しやすいですよね。
それが、
払える金額にしてしまうと、
適当に結果が出ればいいなと
思っている人がクライアントになるので、
途中で逃げる方法を与えていることになります。
それでは、
結果が出にくいのは分かると思います。
あなたがいくら全力でサポートしても
嫌になったら逃げるわけです。
払える金額だと
逃げても痛くも痒くもありません。
これが頑張らないと払えない金額だとしたら、
必死になって取り返そうとしますよね。
お金にはそういった力もあります。
あなたがもし、
受け取る許可を出せていないとして
「安い金額のほうが相手も嬉しいだろう」
と思うのは、
自分のことしか考えていない、
ということです。
高い金額を受け取ることが嫌だから、
自分が受け取りやすい金額に
しているだけのことです。
これは、
相手のことを考えているふりをして
自分のことしか考えていない
ということになります。
そうではなくて、
しっかりとした金額を受け取り、
相手にもがんばってもらうことが、
あなたの役目でもあります。
相手は、
どうしてほしいかと言うと、
「結果がほしい」わけです。
「結果がほしい人」は
しっかりとお金を払います。
しかし、
稼げないコーチは、
自分がお金をたくさん受け取りたくないから
相手のせいにして、
金額を下げているのです。
それでは、
クライアントは結果を出せませんし、
あなたのビジネスも回りません。
あなたが
安定したビジネスを続けるためには、
高い金額を受け取り、
クライアントが結果を出すことです。
クライアントに結果が出れば、
リピーターにもなるし、
紹介もしてくれます。
ますます、ビジネスが楽になっていきます。
そのためには、
まず、あなたが
「お金を受け取る許可を出すこと」です。
あなたが
お金を受け取る許可を出せれば、
30万円の商品は売れはじめます。
それなのに、
売れない理由をスキルのせいにしています。
それでは、
いつまでたっても稼ぐことはできません。
売れないのは、
集客でもセールスでもマーケティングでも
ありません。
自分自身に
「お金を受け取る許可を出していないだけ」
なのです。
その部分をしっかり理解して、
ビジネスにしていってくださいね。
いかがでしょうか?
お客さまが簡単に払えない金額にしない理由が
理解できましたか?
簡単に払える金額にしたところで、
相手は結果を出せません。
あなたが想像している
金額の高い安いではないのです。
あなたは自分の商品が高い
と思っているかもしれませんが、
その金額を「安い」と思ってしまう人もいます。
「安い」と思って
買ってくれるならまだいいですが、
「安物はいらない」
と思ってしまう人もいるのです。
価値を受け取れる人は
「価格が高ければ高いほど価値が高い」
と思っています。
あなたが高い価格をつけることで、
「高い価値を提供している証拠」にも
なるのです。
そのことも理解して、
あなたが思っている価格よりも
少し高い価格をつけて
商品を売ってみてください。
あなたが
罪悪感をかかえたり、
受け取りたくない感情がでなければ、
それでも売れると思います。
ビジネスはそんなものです。
難しく考えすぎて、
ブログ集客がとか
メルマガがとか
Facebookがとか
言っても稼げるようにはなりません。
受け取れる許可を出せてなければ、
いつまでたっても
お金は流れてこないのです。
この点をしっかり理解してくださいね。
株式会社マインドコーチ 代表取締役 安達慎一
集客やセールスが苦手な稼げないコーチの方向けに、コーチングビジネスの稼ぎ方を教えています。稼げないコーチを稼げるコーチに育成しています。