コーチングの集客って難しい?
今日は、
「コーチングの集客って難しい?」
というテーマでお話します。
私のところに相談に来る人は、
「集客が難しいです」
と、よく口にします。
「どのようにしていますか?」
と聞くと、
「たくさんに人に声をかけて
体験セッションに誘っているのですが、
なかなか体験セッションすらきてもらえません」
というわけです。
確かに、
いきなり、無料だとしても
体験セッションを誘っては
来てくれないでしょう。
なにもメリットが無いからです。
無料であっても
「体験セッションを受ける理由」が
必要です。
ましてや、
いきなり声をかけるなんて、
私からすれば、
そっちのほうが勇気がいります。
そんな勇気がいる行動をしなくても
たった2人体験セッションに来てもられば、
1人は30万円以上の
契約が取れます。
むしろ、
そんな仕組みを作らなければ、
コーチングをビジネスとしてやっていくことは
できません。
今日はそんな話をしていきます。
集客を難しく考えすぎ
まずは、
「集客」を難しく考えすぎています。
「集客」とは
たくさんの人を集めることではありません。
「集客」とは
「あなたの商品を必要としている人」
を集めることです。
私の場合は、
コーチングで稼げない人
を集めています。
コーチングで稼げない人を集めることで、
私の商品である
「コーチングで稼げる方法」を
買ってもらえるからです。
もし、私が
「コーチングのスキルが足らない人」
を集めてしまうと、
私の商品である
「コーチングで稼げる方法」を
目の前に差し出しても
「いらない」
と言われますよね。
現に
メルマガに登録してくれている
半分ぐらいの人は、
「スキル目的」で登録してくれているので、
日頃のメルマガは開封すらしません。
しかし、
コーチングで稼ぎたい人は、
熱心に最後までメールを読み
課題を提出し、
体験セッションまで来てくれます。
なので、
必要な人は、
私の商品である
「コーチングで稼げる方法」を
買ってくれるわけです。
集客が難しいと思うのは、
「誰に」「何を売るのか」が
しっかりと決まっていないからです。
人をたくさん集めて
商品を売ってみる
ということをしているうちは、
なかなか商品は売れません。
「商品を必要としていない人」
をたくさん集めてしまっているからです。
もともと
「商品を必要としていない人」
を集めたところで
「いらない」と言われるなら、
集客の時点で
「いらない」と言われる方が楽です。
なので
セールスの基本である
できるだけはやく
「いらない」
と言わせること
を集客の時点でもやってみることが
とても重要です。
興味のない人を取り除いたメルマガリストを作ること
私は、
「興味のない人を取り除いたメルマガリスト」
を作っています。
私のメルマガでは、
最初に登録した人をステップ1
1回目の課題を提出した人をステップ2
2回目の課題を提出した人をステップ3
体験セッションに申し込んでくれた人をステップ4
に振り分けて管理しています。
私の通常のメルマガを開封してくれる人は、
ほとんどが、
ステップ3とステップ4の人たちです。
この人達は、
私の商品に興味がある人と
位置づけています。
ステップ1、もしくはステップ2の人は、
私の商品に興味のない人なので、
セミナーの告知や勉強会の告知をしても
ほとんどがメルマガを開きません。
なので、
このメルマガリストの仕分けこそが
コーチングで稼げる仕組みです。
ただ単に、
メルマガを作り、
ステップメールを作っても
開けてくれなければ、
商品を買ってくれることはありません。
しっかりと、
毎日、メルマガを開けてもらえる、
そんな仕組みを作ることが
集客を楽にすることができるのです。
集客を楽にする仕組み化を作る
集客を楽にするには、
できるだけ
「自動化」することです。
自動化するには、
いくつかの段階があります。
完全自動化するには、
PPC広告を使った自動化が必要になるので、
ビジネスが完全に
回りだしてからすることになります。
自動化に向けてのステップとしては、
まず、
ブログを作ること
からはじめます。
ブログを作り、
記事を投稿して
アクセスを集めます。
アクセスが集まりだすと
狙ったキーワードで来ているか
確認します。
狙ったキーワードで来ていることを確認できたら
メルマガを作ります。
メルマガにも2種類あって
通常のメルマガと
ステップメールの
2種類です。
今回は、
まずステップメールを作ります。
ステップメールは
登録時に必ず1話目から
配信されるメールの仕組みのことです。
このステップメールを使って
「あなたの商品の説明」を
していきます。
あなたは何者なのか?
から始まり、
プロフィールや、
なぜメルマガをしているのか?
どんな悩みを解決できるのか?
どんな方法で解決できるのか?
どんな理想の未来にたどり着けるのか?
などを順番に説明します。
そして、最後に
体験セッションに申し込んでもらうわけです。
この仕組みを作り、
ブログから登録してもらえるように
流れを作ります。
一般的には
ブログ記事の下やサイドバーに
登録フォームをつけると、
記事を読んだ人が、
役立った記事や気になった記事をもとに
登録して帰ってくれます。
これがいわゆる
「メルマガリスト」になります。
先程の狙ったキーワードで
アクセスを集めているということは、
あなたの商品に少なからず興味がある人
ということになります。
私の場合は、
「コーチングで稼げない人」を中心に、
コーチングでビジネスをはじめたい人や
コンサル、カウンセラー、セラピスト、鍼灸師
などが登録してくれています。
このメルマガリストには、
私の「見込み客」がたくさん
登録してくれているということになります。
しかし、
このメルマガリストのすべての人が
「私の商品を必要としている人」
ではありません。
なので、
課題を設定し、
課題を2回提出してくれた人だけが
「私の商品を必要としている人」
と位置づけています。
もし、
私の商品が必要な人であれば、
課題を提出しなくても、
「相談フォーム」から
相談してくるので、
その人の相談にはのっています。
そうすることで、
いずれ私の商品を
必要なタイミングで
購入してくれるからです。
このステップメールを使った
メルマガの仕組みが
集客を楽にする仕組みです。
ブログは記事を書き続けていけば
いずれ、アクセスを集めることができます。
もしかしたら、
集客が難しいというのではなく、
集客する仕組みを作ることが
難しいのかもしれません。
確かに、
集客する仕組みを作ることは
コーチングビジネスで一番難しい部分です。
当たり前ですが、
集客する仕組みが難しいからこそ、
私のように、
安定した集客の仕組みを持っている人だけが
稼げ続けることができるわけです。
誰でも簡単に真似ができる仕組みであれば、
あっという間に稼げなくなります。
誰も真似ができない仕組みを
作ることができるので、
この仕組みをクライアントに教えて、
クライアントがこの仕組みを持つことで
クライアントが稼げるようになるのです。
しかし、そのためには、
ブログを毎日書き続けること、
メルマガを毎日配信し続けること
が必要です。
この作業を毎日続けなければ、
この仕組みは手に入りません。
3日に1回しかブログを書けないのであれば、
仕組みが出来上がるのに3倍時間がかかります。
1日1投稿で
3ヶ月後に仕組みが完成するとしても
3日に1投稿では、
9ヶ月もかかってしまうことになります。
それでは、
モチベーションが続きません。
つまり、
集客する仕組みは作れますが、
楽して集客できるまでには、
かなりの努力が必要です。
これが
誰にでも
「楽して集客できる仕組み」が
手に入らない理由です。
これだけの仕組みを
見よう見まねで作ろうとしても
どこかで間違います。
ブログの記事の書き方一つでも
間違えると
なかなかアクセスが集まりません。
ステップメールも
書く順番があります。
間違うと、
次のメールを開けてもらえません。
すべての答えが正解しなければ、
集客が楽にならないのです。
私は正解を知っていますが、
稼げないコーチのほとんどが
正解がわからず
当て物のように、
適当にやっていることが
稼げない原因でもあります。
集客の仕組みづくりより、リアル集客のほうか簡単
このように、
集客の仕組み化は、
完成すれば楽ですが、
完成まではとても努力が必要です。
そう考えると、
リアル集客のほうが
ネット集客よりも簡単です。
リアル集客の場合、
「興味ある?」と聞いていって、
「興味ある人」だけを集めればいいわけです。
「興味ない」という人に、説得してまで
体験セッションを受けてもらおうとするから、
大変になるのです。
例えば、交流会で
「あなた、悩みなんかなさそうですね?」
と聞いて
「そんなことないですよ、悩みいっぱいあります」
と言われたとしたら、
「じゃあ、例えばどんな悩み?」
とその場でセッションをはじめてしまえばいいわけです。
そのうち、
話が長くなるので、
「では、このまましても時間がもったいないので
改めてやりませんか?」
と言って、興味がある人だけ
「体験セッションをセッティング」
すればいいだけのことです。
この流れを作れないのであれば、
交流会で名刺を配るだけで
契約が取れるなんて思っていると、
なかなか契約なんて取れません。
興味のある人を
体験セッションに連れてくればいいだけです。
こう考えれば、
集客は簡単です。
「あなたの商品が必要な人」だけを
集めることです。
そのためには、
悩みをどんどん聞いていけばいいわけです。
そのうち、
あなたの商品が必要な人が
目の前に現れます。
今必要ならば
契約するだろうし、
そのうち客なら、
断られます。
別に
あなたが悪いわけではありません。
商品を買うか買わないかは、
相手が決めることであって
あなたが悪いわけではないのです。
私はしいたけが嫌いで食べませんが、
しいたけが悪いわけでは無いですよね。
しいたけが好きな妻は
喜んで食べてます。
食べるか食べないかは本人の意志であり
しいたけが悪いわけではありません。
これと同じで、
あなたの商品を買ってもらえなかったのは、
あなたが悪いわけではありません。
相手に選ばれなかっただけです。
選んでもらえる相手に当たるまで
集客を繰り返すことで、
いずれ契約が取れます。
このことを理解すると
リアル集客が簡単になります。
ぜひ、
あなたもどんどん声をかけてみてください。
そして
「興味がある人」にだけ
体験セッションをセッティングしてくださいね。
いかがでしょうか?
コーチングの集客が難しいという人は、
・行動量が足らない
・あなたの商品を必要な人を集めていない
このどちらかです。
10人に声をかけたら
1人ぐらいは、
「悩みがある人」に出会いますよ。
そうしたら、
体験セッションをしてみてください。
10人も声を掛ける人がいないとしたら、
交流会でもランチ会でも
参加してみてください。
それぐらい行動しないと
「向こうからお願いされる」ことは
ありません。
ネット集客も
やり方がわからないと難しいですよ。
だったら、
リアル集客で簡単な方法から
はじめてみたほうがいいですよね。
どっちにしても
あなたのビジネスです。
あなたが成功するしかありません。
難しく考えずに、
どんどん行動してくださいね。
株式会社マインドコーチ 代表取締役 安達慎一
集客やセールスが苦手な稼げないコーチの方向けに、コーチングビジネスの稼ぎ方を教えています。稼げないコーチを稼げるコーチに育成しています。