自分のことしか考えていない
自分のことしか考えていない
今日は
自分のことしか考えていない
というテーマでお話します。
政府が非常事態宣言の延長を
発表しました。
この事自体は
仕方がないことなので、
とやかくいうことはありません。
しかし、
Twitterなどの投稿を見ていると、
「早くお金をくれ」とか
「助けてください」
というような投稿を見かけます。
確かに
全員助けてあげたいのは山々ですが、
このような発言をする人の多くは、
自分のことしか考えていません。
なぜかというと、
こんなときだけ
「助けて欲しい」
というからです。
正直な話、
このような発言をする人の多くは、
税金を収めてなかったり、
確定申告をしていなかったりします。
国としては、
まず、ちゃんとしている人から助けていくわけです。
もし、
税金を収めていたり、
確定申告をちゃんとしている人は、
お金を貸してもらえたり、
給付金がもらえたります。
助けてくれないという人たちは
日頃から最低限のことをせず、
「税金を払うのが嫌」だったり
「税金の使いみちに不満」だったり、
「税金を払うぐらいだったら生活費に回す」
といった自分勝手な考え方を
しているはずです。
国としては、
ちゃんと国の定めたことをしている人に対しては、
支援策を考えています。
もちろん、
満足行く支援策ではありませんが、
遅いながらも
ちんたら、やってくれています。
なので、
本当に助けてほしければ、
日頃から国の定めたことを
しっかりしておくことが大事です。
今日は、
そんな話をしてきます。
ちゃんとしている人しか助けられない
まず、国としても
ちゃんとしている人しか
助けることができません。
なぜ、飲食店が
経営が苦しくなるのでしょうか?
飲食店は、
ぶっちゃけた話、
「売上をごまかすことができる」
ということです。
多くの飲食店は、
売上をごまかして、
申告をしています。
申告をごまかしているので、
売上が少なくなり、
融資が受けられない状態に
なっているわけです。
売上をごまかしていない飲食店は、
政策金融公庫から
融資を受けられているはずです。
それでも、
融資が受けられないとしたら、
本当の理由は、
「貸しても回収出来そうにない」
と判断されているからです。
つまり、
ビジネスとして成り立っていないことになります。
さすがに
政策金融公庫としても
申請書全てに判子を押して
貸しているわけではありません。
税金を払っていない人、
申告をしていない人までは
助けるわけにはいきません。
こんなことになるとは
誰も想像もしていないでしょうが、
こんな有事になったときは、
日頃しっかりと
真面目にやっている人しか
助けてもらえないのです。
それはなぜかというと、
経済を立て直すときに
ちゃんとしている人が必要だからです。
経済を立て直すためにはちゃんとしている人が必要
新型コロナウイルスがいつ終息するかは
私にもわかりません。
しかし、
もし、新型コロナウイルスが終息したら、
経済を立て直す必要があります。
それまでは、
政府としたら
ちゃんとしている人には
生き延びてほしいわけです。
税金を収めていない人、
申告をしていない人は、
どちらかというと
政府から見たら
ちゃんとしていない人です。
もし、
半分しか助けられないとしたら、
政府の立場から行くと、
ちゃんとしている人から助けていきます。
税金を収め、
確定申告をしている人は、
半年分の運転資金は
問題なく借りれるはずです。
半年間、
収入がなくても
生き延びれる方法があるわけですが、
借りれないとしたら、
なにかちゃんとしていないことが
あるわけです。
日頃から
運転資金を6ヶ月蓄えていた人なら
借りなくても大丈夫でしょう。
3ヶ月ぐらいの運転資金しかない人は、
そろそろショートするので
金策しているはずです。
よくテレビで「大変です」と言っている人たちは、
自転車操業で
経営をしている人たちです。
テレビも作為的に編集しているので、
しっかりと運転資金をためて
しっかり生き延びる人の取材は
していても放送しないでしょう。
このことを理解しなければ
今回のことが
すべて政府が悪者になってしまいます。
もちろん、
先程も書いたように、
十分な支援策とは言えません。
しかし、
ビジネスをする上では、
運転資金は最低3ヶ月、
できれば半年分のストックを作ったほうがいい
とクライアントには教えています。
なので、
会社を設立する際に、
「資本金は給料の3ヶ月分以上にすること」
と指導しています。
こうすることで、
3ヶ月は
会社から給料を受け取ることができるからです。
その間に
何かを策をうって、通常に戻す
ゆとりが生まれ、
「お金がない」
という不安を引き寄せにくくすることができるからです。
テレビに出る飲食店は
経営がうまくいっていません。
お金が残らないビジネスをしている証拠だからです。
儲かっているときは
ぱっぱと使い、
足らなくなったら慌てだす、
当たり前にように
毎月売上が上がると思っていることこそ
経営のおごりです。
このような有事は
10年に1度は起こります。
バブルがはじけ、
リーマンショックが起こり、
東日本大震災があり、
今回の
新型コロナウイルスです。
このような有事が起こったときに
助けてほしければ、
国の定めたことを
しっかりやっておくことがとても大事です。
もちろん、
めちゃくちゃ儲かっているなら、
お金を借りる必要もないでしょう。
しかし、
銀行というのは、
お金があるときには融資してくれるけれど、
お金がないときには貸してくれません。
なので、
創業当初や
儲かっているときに、
融資の相談に行かないといけないのです。
これは、
銀行にお金を借りることによって、
しっかり返していける会社だということの
実績を作っていくことになります。
そして
融資を受けたからといって
必ず使わないといけないものでありません。
だから、
お金を借りたら、
そのまま定期預金でもして
口座においておけばいいのです。
そうすると
決算書上は、
借り入れがあるけれど、
預金もあるので、
プラスマイナスゼロということになります。
もちろん、
その間の利息は払わないといけませんが、
もしものことがあり、
お金を借りようとしたときに、
過去の実績があれば、
借り入れも検討してもらいやすいのです。
そうではなくて、
いきなり借りようとしても
貸してもらえずに、
今回のように、
「助けてくれない」
というよりは、
前もって実績を作っておくことが
とても大事なのです。
私は
コーチングで稼ぐことを教えていますが、
クライアントには、
ビジネスに必要なことは
全て教えています。
会社の作り方や経営の仕方まで
教えているわけです。
そうしなければ、
今回のようなことが起こったときに、
どうやってしのいでいくのかが
とても重要なのです。
私のクライアントには、
今回の騒動で
収入が減った人がたくさんいます。
私への支払いも先送りしたりしていますが、
当面の生活費の借り方や、
運転資金の借り方などの
アドバイスもしています。
それはなぜかというと、
私とこれからもビジネスをする上で、
こんなところで見捨てるわけにはいかないからです。
一時的に、借金することになるかもしれませんが、
無利子で、返済猶予もあるので、
先送りしておいて、
まずは、この有事を乗り越えることが
とても大事なのです。
お金なんて、
借りたとしても
稼いで返せばいいのです。
いくら有事だからといって、
個人事業主が1000万円も
ぽんと借りれるはずがありません。
100万円から300万円ぐらいでしょう。
しかし、
これを借りることで、
半年後からじっくりと
立て直していけばいいのです。
今回の騒動で、
ビジネスが上手くいかなくなり、
会社員やパートに戻る人も
たくさんいます。
たった1度の人生を、
情報を知らないだけで、
労働者に戻るというのは、
あまりにももったいないことなのです。
せっかく、
たくさんの人を助けることができるのに、
たくさんの人を助けながら
豊かになれるのに、
もとの労働者にもどるのは
とてももったいないことなのです。
なので、もし、
しっかりと税金を収めていて、
申告もしているのなら
給付金はもらってください。
返済しなくても良いお金なので、
これで、なんとかしのぎましょう。
そうすることで、
新型コロナウイルスが終息に向かい、
経済を立て直す時が来たら、
あなたのビジネスも
立て直すことができるはずです。
このような有事のときは、
人間の内面がでてきます。
多くの人が自分のことで
精一杯になり、
他人のことまでは
なかなかできません。
それはある意味仕方がないことですが、
せめて、自分の身は自分で守るように
してください。
そうすれば、
いつか、やり直すことができます。
ぜひ、
あなたも
しっかりと自分の身を守ってくださいね。
いかがでしょうか?
こんな世の中の状態なら
すべての人は、
自分のことしか考えていません。
困っている人もそうですが、
国会議員もそうでしょう。
自分が、次の選挙に通るか通らないかを
考えながら、好き勝手なことを言っています。
しかし、
最終的には、
自分の身は自分で守るしかありません。
そのためには、
最低限の決められたことは
しておくことです。
その上で、
利用できるものは利用して、
困難を乗り越えていきましょう。
株式会社マインドコーチ 代表取締役 安達慎一
集客やセールスが苦手な稼げないコーチの方向けに、コーチングビジネスの稼ぎ方を教えています。稼げないコーチを稼げるコーチに育成しています。