売上を伸ばすための掛け算の話
売上を伸ばすための掛け算の話
今日は
売上を伸ばすための掛け算の話
というテーマでお話します。
最近は、
ビジネスをしたいのか、
それとも
コーチングがしたいのか
という話ばかりしています。
なぜ、
そんな話になるのかというと、
ビジネスを理解していない
コーチが多いからです。
コーチングだけがしたいなら、
ビジネスを学ぶ必要はないですが、
コーチングをすると稼げる
と勘違いしている
コーチがたくさんいるからです。
しかし、
稼ぐためには、
ビジネスを理解しないと
稼ぐことができません。
1ヶ月だけ
100万円の売上があっても
ビジネスではないからです。
稼ぎ方とか
集客を教えている人に
多いのですが、
「一回でも稼げればいいでしょう」
という人がたくさんいます。
そんな人の情報を
真に受けてしまうと、
ビジネスとしてやっていくことが
できません。
ビジネスというのは、
3ヶ月続けて、
半年続けて、
1年続けて、
初めて成り立つものです。
つまり、
1年間の売上が
計画通りに行くかどうかが
ビジネスなのです。
それなのに、
3万円しか稼げません
とか、
3000円しか収入がありません
というような質問には、
答えようがないわけです。
それは、
ただ、
セッションをやって
受け取ったお金であって、
ビジネスをしていることにはなりません。
この違いに気が付かないと、
いつまでたっても、
コーチングで稼ぐことはできません。
今日は、
そんな話をしていきます。
コーチングで生活するためにはいくら必要?
まず、
ビジネスとしてコーチングをするなら、
1ヶ月あたりの生活費として、
コーチングだけでやっていくには、
いくら必要なのか、
即答できなければなりません。
1ヶ月分の生活費さえ、
毎月稼ぐことができれば、
コーチングだけで
生活できるからです。
もし、
本当にコーチングだけで
生活できていないとしたら、
そんなアマチュア的なコーチに
人生を変えるようなセッションは
誰も頼みません。
プロコーチとなるなら、
最低限、
コーチングで食べていないと
プロと名乗るのは恥ずかしいです。
実際は、
1円でもお金をもらうことは
プロとしての位置づけですが、
そんなプロに
セッションを頼みたくありません。
だから、
まずは、
コーチングだけで生活できるようにすること
が最初の目標です。
この目標として、
生活費分を稼げれば、
最初の目標は達成です。
後は、
毎月、生活費分だけ稼げれば、
ビジネスとしてやっていけるからです。
まずは、
生活費分だけ
1ヶ月でいいので
稼いでみることから
始めてください。
1ヶ月分の売上を作る
生活費が目標額になることを
お話したので、
誰でも目標額は自動的に決まります。
10万円で生活できる人もいれば
100万円必要な人もいるでしょう。
今回は、
理解しやすいように、
生活費が20万円の人を
基準に先に進めていきます。
生活費が20万円なので、
1ヶ月20万円を稼げれば、
いいわけです。
今回は、
交通費や会議室代は
無視しているので、
もし、
交通費や会議室代がたくさんかかるなら、
経費の中に入れてくださいね。
ここでビジネスを組み立てる上で、
「経費」
というのが存在します。
経費というのは、
ビジネスを続けていく上で
必要なお金です。
先程の
交通費や会議室代は、
コーチングビジネスを続けていく上で
必要なお金なので、
経費です。
その他の経費としては、
給料や携帯代、
事務所を借りた賃料などが、
経費として必要です。
なので、
個人事業主の場合は、
売上 – 経費 – 生活費 = 利益
と考えるのが普通です。
今回は、
経費は考えないので、
売上 – 生活費 = 利益
になることがビジネスの始まりになります。
これが
会社になると
売上 – 経費 – 給料 = 利益
と考えていくわけです。
会社の場合は、
もっと稼げるように考えればいいので、
売上 – 経費 – 生活費 = 利益
になるように、
ビジネスを組み立てることになります。
先程、生活費は20万円と考えたので、
経費がないとすると、
売上 – 生活費 = 利益とすると、
20万円 – 20万円 = 0円
ということが、
ビジネスの始まりになります。
つまり、
まずは20万円の売上を考えれば
いいことなのです。
どうやって売上を作るのか
次に
どうやって売上を作るのか
ということです。
簡単に説明すると、
私なら
20万円の商品を一人に買ってもらえるように
していきます。
しかし、
稼げないコーチは、
「20万円なんて高い商品買ってもらえない」
と思っているので、
例えば
2万円の商品を10人に買ってもらえばいい
と考えるわけです。
20万円の商品を1人に売るのと
2万円の商品を10人に売るのと
どちらが簡単ですか?
と聞くと、
稼いでいる人は、
20万円を1人と答えます。
稼げない人は、
2万円を10人と答えます。
これが
稼げない理由です。
稼げるようになればわかりますが、
商品の値段は
あまり関係ありません。
高ければ高いほど
価値が高いと思っている人たちが
いるからです。
なので、
価値が高いと思ってくれる人さえ
見つけることができれば、
20万円の商品を
毎月1人に売ることは
それほど難しくありません。
逆に
買ってくれる人を10人集めるほうが
難しいのです。
私のように
稼げている人が難しいということを
稼げないコーチは選択して
ビジネスをしようとしています。
それで
稼げると思いますか?
この高いものは売りにくいと
考える思考そのものを
変えていかないと、
ビジネスで稼げるようにはなりません。
冷たい水は、
暑いところで売るから
高く売れます。
南極のような寒いところで
冷たい水を売っても
全く売れません。
同じ水なのに、
環境によって
値段が変わるのです。
この
高く売れる環境さえ
用意できれば、
高いものでも簡単に売れます。
このことが理解できなければ、
いつまでたっても
難しい方で
稼ごうとします。
ただ、
環境を変えるだけなのに、
難しい方を選択し、
集客でなんとかしようとします。
それでは、
稼げるものも稼げないのです。
この
20万円 × 1人 = 20万円
と
2万円 × 10人 = 20万円
売上は同じですが、
難易度は、圧倒的に
2万円 × 10人 のほうが
難しいです。
この掛け算を理解できるかどうかが、
稼げるかどうかの分かれ道です。
あなたがもし、
本当に稼ぎたいのなら
20万円を1人に売れるようにしていくことです。
どうせ、稼げないなら、
20万円を売れるようにするほうが
稼げる可能性が高いです。
ぜひ、
このことを理解して、
稼げるようになってくださいね。
いかがでしょうか?
簡単な掛け算ですが、
こんな掛け算でさえ、
稼げない人は、
選択を間違えます。
稼げないので、
2万円の方をたくさん売ろうとします。
それ自体の
考え方が間違っているのです。
ぜひ、
このことを理解して、
稼げる考え方で
ビジネスができるようになってくださいね。
株式会社マインドコーチ 代表取締役 安達慎一
集客やセールスが苦手な稼げないコーチの方向けに、コーチングビジネスの稼ぎ方を教えています。稼げないコーチを稼げるコーチに育成しています。