なぜ「自分でやります」と言われて断られるのか?
なぜ「自分でやります」と言われて断られるのか?
今日は
なぜ「自分でやります」と言われて断られるのか?
というテーマでお話します。
私のクライアントからもよく相談されるのですが、
体験セッションで、
「自分でやります」
と断られるそうです。
この手の断り文句はよくあります。
「自分でやります」以外に
「お金がない」
「時間がない」
「自身がない」
といった言い訳系の
断り文句です。
自己啓発を学んでいると、
「自分でやります」という断り文句は
一見、良いような気がしますが、
この言葉が出るということは
ただの
「クレクレ君」だということです。
「自分でやります」という言葉出るということは、
「解決策がわかったので自分でやってみる」
ということですよね。
しかし、
解決策が自分でわかったとしても
そもそも成功していない思考で考えているので
間違っているわけです。
例えば
売上が伸びない理由の中に
「お金を受け取ることができない」
ということがあります。
しかし、
お金を受け取れない理由がわかったとしても
お金を受け取れるようにはなりません。
薄利多売になったり、
スキル不足を感じたりするからです。
たった数時間の体験セッションを受けただけで
稼げるようになるとしたら、
私のようなコーチは
必要ありません。
高額塾の講師や
コーチ、コンサルも必要ないわけです。
体験セッションを受けた後に
「自分でやります」と言った人を
そのまま帰すのではなく、
しっかりと、
「それではだめですよ」
と教えてあげなければ
体験セッションでクロージングが
うまくいくことはないでしょう。
今日はそんな話をしていきます。
そもそも自分できると思っていることが間違い
まずは、
そもそも
「自分でできる」と
思っていることが間違いです。
もし、
本当に自分でできると思っているとしたら、
体験セッションには来ないし、
アドバイスも貰いません。
しかし、
自分でできないと思っているから
できないところを教えてもらうために、
体験セッションに来ているわけです。
この時点で、
「自分自身ではできないこと」
を受け入れる必要があります。
自分でできることで
解決できるならば
半年もやれば解決できます。
しかし、
ほとんどの場合、
半年前と同じ状況です。
ということは、
このまま半年後も
同じだということに
気が付かなければなりません。
では、
半年後、
理想の未来に近づけたいとしたら
どうしたらいいのかというと、
「成功者に教えてもらうこと」
しかありません。
労働者の思考で、
「これが正しい」
「これが間違っている」
と判断したところで、
正しい答えは導き出せません。
自分の過去の経験値や、
成功体験がなければ、
正しい答えが出てこないわけです。
自分がこれまで体験してきた経験で、
「こっちのほうが正しいんじゃないか?」
と思って行動しています。
しかし、
肝心のところにある、
壁や問題点は
どうしてもクリアできないはずです。
なので、
また労働者の思考で、
正しい答えを考え出そうとします。
この繰り返しをしているだけです。
よく、
スピリチュアル系の稼げない人は、
「引き寄せ力が強い」ので、
思った方向に進むことが多いです。
スピリチュアル系の稼げない人は、
「お客さまも引き寄せられると思っている」
わけです。
しかし、
実際は、お金を払ってくれる人は
なかなか現れません。
それはなぜかというと、
お金をもらうことは
「いけないこと」
「はしたないこと」
「スピで金儲けはしてはだめ」
といった、
ブレーキを持っています。
それも
引き寄せ力が強いで、
稼げないというわけです。
見込み客はたくさんいるのに、
半年頑張って稼げないとしたら、
「何か間違ったものを引き寄せている」
と考えなければなりません。
引き寄せの法則は
なにも望んだものばかり引き寄せるわけではなく、
間違ったものを引き寄せて、
「間違ったものを直せば成功するよ」
と教えてくれる場合もあるということです。
今回の例で行くと
「この状態では稼げないよ」
と教えてくれているわけです。
すべて、
好きなことだけやっていて、
お金が流れてくるのは
ものすごく難しいです。
途中で嫌なことも改善できなければ、
一生稼ぐことができません。
次第に
お金の不安も引き寄せ始めるので、
どんどん稼げなくなります。
本当に稼げなくなる前に、
しっかりとお金を引き寄せられるように
ならないと、
お金を引き寄せられないことを
引き寄せ続けて、
全くお金が流れてこなくなります。
スピ系の人は、特に
引き寄せ力が強いので
良い方も悪い方も
直ぐに結果が出ます。
もし、
半年たっても稼げていないとしたら
お金を引き寄せない方向に
物事を引き寄せていると思って間違いありません。
そのまま時間を使っても
稼げるようにはならないので、
環境を変えたり、
嫌なことをしたりする方向で
引き寄せの方向を変えることも必要なのです。
「自分でやります」という勘違いを正しくする
では、実際に
「自分でやります」
という人が目の前に現れたとしたら
どうしたらいいのでしょうか?
私の場合は、
そんな人まで相手にする時間がないので、
「そうですか、がんばってください」
といってクロージングをせずに終了します。
しかし、
稼げないコーチは
それではいつまでたっても
稼ぐことができませんよね。
なので、
どうしたらいいのか、
少し説明します。
もし、
目の前に
「自分でやります」
という人がいたとしたら、
体験セッションで、
「理想の未来を想像させることができていない」
と思ってください。
あなたのところに
体験セッションに来たとしたら、
見込み客は
「理想の未来を手に入れたい」
と思っています。
それなのに、
なぜ、
「自分でやります」
と言われてしまうのかというと、
「理想の未来への行き方を手に入れた」
と勘違いするからです。
見込み客は、
理想の未来へ行けない悩みを
相談するために来ています。
そして、
悩みが解決すると
「理想の未来に行けそうだ」
と勘違いしてしまうのです。
しかし、そもそも
見込み客の抱えている悩みを解決したところで、
「理想の未来にはいけませんよ」
と正しく教えてあげる必要があります。
これができないと、
「自分でやります」
といわれてしまったら
稼げないコーチではどうやっても
説得や売り込みしかできず、
どんどん距離を取られてしまうわけです。
しかし、ここで重要なのは、
見込み客を理想の未来につれていけるのは
あなたしかいないということです。
あなたが
見込み客を理想の未来につれていかなければ、
半年後、また同じように他のコーチのところに
悩みを相談するでしょう。
つまり、半年間、
その場所にとどまってしまうということになります。
このデメリットを説明しなければ、
見込み客が
「自分でやります」という選択肢が
正しいと勘違いしてしまうのです。
なので、しっかりと、
「自分でやるのもいいですが、
半年後、1年後、同じ場所にいますよ」
ということを伝えなければなりません。
見込み客があなたの目の前に来たということは、
あなた自身にも
「見込み客を理想の未来に連れて行く責任」
があります。
目の前に来た見込み客を
本当に理想の未来につれていける覚悟があるのか、
というお試しも同時に来ているわけです。
「自分でやります」という言葉を真に受けて、
「そうですか」と言ってしまうと、
あなたは見込み客を助けることができません。
しかし、
見込み客の考え方が間違っていて、
あなたがしっかりと
理想の未来につれていくという覚悟があれば、
相手の勘違いを正しい方向に向けることができ、
契約してもらうことで
見込み客を理想の未来に連れて行く
スタートラインに立たせることができるわけです。
契約してお金をいただくということは
クライアントを理想の未来につれていく覚悟との
等価効果です。
コーチングで稼ぐことは簡単ですが、
高い費用を払っていただけるようになるには、
覚悟の量も大きくなることを忘れていはいけません。
高額商品は覚悟の大きさによって
決まるということも理解してください。
あなたのセッションを受けることで、
相手の人生が変わるわけです。
本当に
人生を託す人かどうかを
試されているということでもあります。
「自分でやります」
と言われるということは、
「あなたには、人生を託せない」
と言われているようなものです。
そのことをしっかり理解して、
「自分でやります」
という言葉が出ないようにすることも
とても大事です。
そのためには、
「自分でやります」ということが
いかに間違っているのかを
教えてあげる必要があります。
それができるようになると
「自分でやります」
と言われることはなくなります。
私も昔はよく、
「いい話を聞きました、
この先は自分でやります」
と言われました。
しかし、
しっかりと
問題提議をして、
体験セッションをするようになったら、
「自分でやります」
と言われることはなくなりました。
最後のハードルの
「お金がない」は
たまに言われますが、
それでも
私のところに来てくれる人は、
「本気で稼ぎたい人」
ばかりなので、
お金はなんとかして作ってきます。
それぐらいの覚悟がないと、
成功できないのはよく理解してくれています。
そんなお金を
死にものぐるいで用意したのなら
私は全力でサポートしないわけには
いかないですよね。
だから、
クライアントも
しっかり私の期待に答えてくれるわけです。
体験セッションは
内容がとても深いので、
メールマガジンの記事で扱っても、
きりがありません。
それこそ、
セールスやクロージングだけで
6ヶ月の高額塾にしている人も
いるぐらい、内容が濃いわけです。
そんな濃い内容でも、
しっかりと要点を理解すれば、
クロージングは簡単です。
もちろん、相手が買う気満々で
体験セッションに来てくれる方法も
教えています。
相手からお願いされるクロージングは
売れる仕組みには必ず必要です。
しっかりと理解して、
安定してクライアントを獲得できるように
なってくださいね。
いかがでしょうか?
「自分でやります」
と言われてしまうと、
なかなかそこを打破することができません。
稼げないうちは、
売り込んだり、
説得してしまったりするでしょう。
しかし、
本当にやるべきことは、
見込み客としっかり契約し、
理想の未来につれていくことです。
理想の未来につれていくことができれば、
相手も喜ぶはずです。
見込み客は
自分の持っている悩みが解決すれば、
成功できると思っていますが、
半年たっても1年経っても
同じところにいる人がほとんどです。
それはなぜかというと
責任を持ってコーチが
契約してあげないからです。
契約してあげることで
見込み客が理想の未来を手に入れることができます。
その対価として
お金をいただくわけです。
クロージングで契約することも
見込み客を成功させるためには
必要です。
あなたが
見込み客を理想の未来に
本当に連れていきたいかどうかが
クロージングの成約率に繋がります。
ぜひ、
見込み客の「自分でできる」という勘違いを
変えてあげて、
理想の未来に連れて行ってあげてくださいね。
株式会社マインドコーチ 代表取締役 安達慎一
集客やセールスが苦手な稼げないコーチの方向けに、コーチングビジネスの稼ぎ方を教えています。稼げないコーチを稼げるコーチに育成しています。