安定して稼ぐことは難しい
安定して稼ぐことは難しい
今日は
安定して稼ぐことは難しい
というテーマでお話します。
起業すると
多くの人が
月収100万円をゴールにします。
しかし、
稼げないときは分からないですが、
実は月収100万円を稼ぐことよりも
先があります。
それはどういうことかというと、
「安定して稼ぐ」
ということです。
例えば、
月収100万円は稼げたけれど、
もし、次の月、
またその次の月と
2ヶ月売上がなければ、
3ヶ月で100万円しか稼いでいないことになります。
これは私も経験していることですが、
100万円稼いだからといって、
次の月に100万円の売上があるかどうかは、
わかりません。
理想は
毎月100万円を稼ぐことですが、
実は
単発で100万円稼ぐよりも
毎月30万円を稼ぐほうが、
難しいです。
もし、100万円稼げたとしても、
それが4ヶ月間に1回しかない場合は、
月平均の売上は25万円になります。
これだと
30万円を4ヶ月連続で稼げるほうが
売上が多いです。
なので、
月収100万円を稼ぐことは
すごいことですが、
それ以上に30万円を
4ヶ月連続稼ぐほうが
難しいということになります。
これを理解していれば、
いかに安定して稼ぐことが難しいのかが
わかると思います。
今日は
そんな話をしていきます。
自分がどのレベルにいるのか把握する
まずは、起業して
自分がどのレベルにいるのかを
把握することはとても大事です。
あなたのレベルはどの位置になりますか?
レベル0 1ヶ月売上がない、もしくは1万円以下
レベル1 1ヶ月の売上が10万円以下
レベル2 1ヶ月の売上が30万円以下
レベル3 1ヶ月の売上が100万円以下
このレベルなら今の状態はどこにいるでしょうか?
このときの売上が
安定しているのであれば、
レベル1の人は、年商が120万円
レベル2の人は、年商が360万円
レベル3の人は、年商が1200万円となります。
毎月の売上が
安定して100万円を超えた時点で
初めて年商が1000万円を超えてくるわけです。
では、レベル2の人は、
1年あたりの売上で考えると、
30万円を12個売る必要があります。
100万円を4つしか売れないのと
30万円の12個売ることは
同じぐらいの年収になるので、
どちらが難しいかというと、
圧倒的に30万円を12個売るほうが
難しいです。
なので、
ビジネスの組み立てとは
レベル2まで行ければ、
レベル3を目指さずに
安定してレベル2を続ける、
最後に、
安定した状態で単価アップして、
レベル3を目指す
という順番になります。
これを理解していないと
100万円を売り上げたというほうが
すごく見えるので、
みんな100万円を目指してしまいます。
私がいつも書いている
メルマガ登録10人で1人契約する、
というのは、
安定してビジネスを続けるためになります。
このことを理解していないと
「なぜ、メルマガ登録が必要なのか」
がわからなくなります。
まずは、
安定して稼ぐほうが難しいことを
理解してください。
高額塾で100万円稼ぎましたというトリック
次に、
よく高額塾で言われている
「100万円稼ぎました」
という実績についてです。
この実績自体に嘘偽りはないですが、
実は表現の仕方には
トリックがあります。
例えば、
すでに50万円の商品を売ったことがあった人が
100万円の商品が売れても
「100万円稼ぎました」
ということになりますよね。
ほとんどの場合は、
先程のレベル2の30万円以上稼いでいた人が
100万円稼げるようになっただけです。
このことを勘違いしてしまうと
レベル0の人が
「100万円稼げるんだ」
と思ってしまいます。
そうなると
そんな商品を買ったところで
100万円稼げるようにはならないわけです。
あくまでそこそこ売れていた人が
講座で勉強するから
100万円稼げるようになるわけです。
同じように
「10倍稼げるようになりました」
いうのもトリックがあります。
今まで1万円しか稼げていなかった人が
10万円稼げるようになったら
10倍です。
10倍稼げるようになったというのは
嘘ではありません。
これを
自分の収入に照らし合わせてしまうと
達成できなくなります。
このように
キャッチコピーで
大きく想像させるテクニックは
たくさんあります。
このテクニックに引っかかる人は、
自分の現状を理解していない人です。
自分の現状と
理想の未来のギャップを埋めることが成長です。
10万円しか稼げていない人は、
まずは、30万円を稼げるようにし、
その次に、
30万円を毎月稼ぐことを目指してください。
毎月30万円を稼ぐということは
年商で360万円稼ぐことと
同じです。
なので、
30万円を稼げるようになったら
100万円を目指すのではなく、
先に毎月30万円を稼げる仕組みを
手に入れることです。
その後で、
商品単価を上げていけば、
月収100万円はそれほど難しくありません。
単発で100万円稼ぐよりも
安定して毎月30万円を稼ぐほうが
遥かに難しいわけです。
安定して30万円を稼ぐことが難しいから
本業でコーチングをする人が
ほとんどいないのです。
このことに気が付かないと、
いつまでたっても
ビジネスが上手くいかないのです。
安定して稼ぐにはどうしたらいいのか
では、
安定して稼ぐにはどうしたらいいのでしょうか?
安定して稼ぐには、
月に最低1件の契約が必要になります。
では、毎月、
最低1件の契約を取るにはどうしたらいいのかというと
最低1件の体験セッションの申し込みが必要です。
さらに、
最低1件の体験セッションの申し込みがあるには
どうしたらいいのかというと、
何件かのメルマガ登録が必要ですね。
この何件かのメルマガ登録が
あなたの場合、
「何件必要なのか」
を求めなければなりません。
私のクライアントには
平均10件の登録が必要だと
教えています。
しかし、
私のクライアントの中には
平均5件の登録で60万円の商品を
毎月売る人もいます。
つまり、
10件登録というのは目安であり、
コーチによっては違うということになります。
重要なのは、
メルマガの登録数ではなく、
毎月契約が取れるのか
ということです。
先程から書いている通り、
単発で100万円の契約を取るよりも
毎月30万円の契約を取るほうが
難しいのです。
ということは、
メルマガ登録を安定させることが
売上の安定につながるのです。
多くの稼げないコーチは、
メルマガ登録の件数が安定しません。
ブログやソーシャルメディアでは
なかなか安定させることが難しいのです。
だから、
稼いでいるコーチは
PPC広告などを使って
メルマガ登録の件数を安定させているということになります。
しかし、
稼げないコーチにとって
PPC広告に投資する費用がありません。
なので
自力でブログの記事をたくさん作成して、
メルマガの登録数を増やすしかないのです。
しかし、
ブログの記事がたくさん作成できないので、
メルマガ登録もなかなか増えません。
これが
安定して稼ぐことができない理由です。
ブログから安定して
メルマガに登録されるようになれば、
安定して稼げるようになります。
その後、
PPC広告を5万円でも10万円でも
投資することができれば、
確実に売上が増えていきます。
たとえ10万円の広告費を使ったとしても
確実に1件の契約が取れるとしたら、
商品単価を10万円以上に設定すればいいわけです。
商品単価が仮に30万円だったとしても
20万円は利益が出るという計算です。
10万円の広告を出して
30万円の商品が確実に売れるとしたら
誰でも10万円を投資するはずです。
しかし、
10万円を投資しても
30万円を稼げるかどうかわからないから
みんな投資しないのです。
そのためには、
まずは、毎月どれぐらいの
メルマガ登録があれば、30万円になるかを
調べなければなりません。
それが
ブログ集客という仕組みのテスト段階なのです。
ブログ集客で記事を毎日書いて
1ヶ月あたり、10件の登録があり、
30万円の商品が1件売れたとしたら、
あとは
広告を売って、
毎月確実に10件のメルマガ登録があるようにすれば、
安定して20万円の利益が出ます。
これが
ビジネスの売れる仕組みというものです。
この売れる仕組みを手に入れた人だけが
ビジネスを続けていくことができます。
私も
安定して売れる仕組みを手に入れるまでは
時間がかかりました。
100万円の契約が取れても
6ヶ月契約がない
ということもありました。
100万円の契約が取れても
その後6ヶ月契約が取れなければ
生活していくことができません。
たまに契約が取れるので
やめるわけにもいかず、
続けるのも辛いという状況になるのです。
私は運良く
安定して稼ぐ仕組みを手に入れることができました。
しかし、
ほとんどの人が
安定して稼ぐ仕組みを手に入れることができません。
売上が100万円になるよりも
安定して30万円稼ぐ仕組みを手に入れるほうが
難しいということが分かったら、
あなたも
しっかりと安定した売上を作れる仕組みを
手に入れてくださいね。
いかがでしょうか?
安定して稼ぐことが
いかに難しいことか、わかりましたか?
多くのコーチが
月収100万円をゴールにしていますが、
実はその先があります。
安定して稼ぐほうが遥かに難しいのです。
そのことを理解して、
売れる仕組みを作り上げてくださいね。
株式会社マインドコーチ 代表取締役 安達慎一
集客やセールスが苦手な稼げないコーチの方向けに、コーチングビジネスの稼ぎ方を教えています。稼げないコーチを稼げるコーチに育成しています。