ほとんどのコーチが根本原因を解決できない理由
今日は、
ほとんどのコーチが根本原因を解決できない理由
というテーマでお話します。
なぜ、ほとんどのコーチが
根本原因を解決できないのでしょうか?
それは、
クライアントの本当の悩みかどうか
確認していないからです。
稼げないコーチのほとんどは、
根本原因が何なのか、
確認せずにコーチングをしてしまいます。
なので、
クライアントには、
気づきを与えることができません。
本来コーチングでは、
「クライアントの問題なのか」
それとも
「クライアント以外の問題なのか」
しっかりと分ける必要があります。
クライアントの問題ではないのに、
勝手にクライアントが、
「自分の悩み」だと
思いこんでいる場合もあるからです。
クライアント自身の悩みでなければ、
いくら解決しようと思っても、
解決できません。
さらにクライアントの
引き出しの中に答えがない場合も
解決できません。
このあたりの問題を
コーチングで扱っても
解決することはできません。
それが、
根本原因を解決できない理由です。
今日はそんな話をしていきます。
私のクライアントがなぜ、結果が出るのか?
昨日のセッション中に、
私自身が気づいたことがあります。
私のクライアントがなぜ、結果が出るのか?
私のクライアントは、
必ず結果を出してくれます。
6ヶ月で結果が出ないことはありません。
結果が出ないことがないので、
「全額返金保証」をつけています。
「全額返金保証」をつけても、
返金する必要がない自信があるからです。
今まで私は、
クライアントの中に答えがない場合も
ティーチングを多用しているから
解決できているのだと思っていました。
しかし、
それだけではないと、
自分自身で気がついてしまったのです。
なぜ、クライアントが結果を出すのでしょうか?
それは、
「クライアント自身の問題」と、
「クライアント以外の問題」を
切り分けてセッションしているからです。
本来、コーチングでは
クライアント自身の問題を
解決していきます。
しかし、
ブログ集客や
メルマガ集客の悩みは、
クライアント自身が
スキルをもっていないので、
解決できないことです。
そのような場合、
クライアントの引き出しの中に
答えはありません。
この問題を解決するには、
今まで言っていたとおり
「ティーチング」しかありません。
では、例えば、
「両親の仲が悪いので、仲良くさせたい」
といった悩みの場合は、
どうしたらいいでしょうか?
両親の仲が悪いのは、
クライアントの問題ではなく、
クライアント以外の問題です。
まずは、
クライアント自身の問題なのか、
それとも
クライアント以外の問題なのか、
それを明確にします。
クライアント以外の問題なら、
「クライアント以外の問題ですよ」
と気づかせることで、
問題が解決してしまいます。
両親の仲が悪いというのは、
クライアントにいくらセッションしても、
当の両親が仲良くなりたいと思わなければ、
仲良くなれないからです。
このような、
状況はたくさんあります。
私のセッションの場合は、
「とりあえず横においておきましょう」
と言っています。
私のクライアントが結果を出すのは、
クライアントが抱えている問題と、
目の前の解決しなければならないことに
フォーカスすることができるからです。
しかし、
根本原因を解決できないコーチは、
クライアントが発言したことから
すべてを解決しようとします。
そうすると何が起こるかというと、
セッションのときはスッキリしても、
次のセッションまでに
「もとに戻っている」
という現象が起きます。
それはなぜかというと、
「クライアント自身の問題ではない」
からです。
クライアント自身の問題だけに
フォーカスすることで、
クライアントが
「何を解決すればいいのか?」
が明確になります。
これが、まずは、私の今日の気づきです。
クライアントが解決できるかどうか
クライアント自身の問題だと気がついたら、
次にすることは、
「クライアント自身が問題解決できるかどうか」
です。
先程の
ブログ集客やメルマガ集客なら、
引き出しに答えがない場合、
「ティーチング」しか方法はありません。
解決方法を教えるしかないからです。
しかし、
「なんちゃってコーチング」を習っている人たちは、
「ティーチング」がNGなので、
ここで問題解決できなくなります。
コーチが問題解決できなければ、
クライアントが信頼することはないですよね。
しかし、
この時点で大きな間違いがあります。
そもそも
「引き出しにない答えを扱うことが間違い」
だからです。
私は、
コンサルタントでもあるので、
もちろん、「ティーチング」を使います。
しかし、
本来のコーチは、
「ティーチング」は使いません。
このときに、
「ティーチング」を使わずに、
クライアントに問題を気づかせる方法があります。
それは、
「あなたが解決できる問題ではない」
ということを気づかせることです。
そもそも、
「引き出しの中に答えがない」
ということに気がつけば、
なんちゃってコーチングでは、
クライアントの問題を解決できません。
だったら、
コーチングで、
「扱うべき問題ではない」
ということを、
クライアントに気づかせてしまえば、
「悩み」ではなくなります。
「解決しなくてもいい問題」を
いくら悩んでも答えが出ませんよね。
なので、
質問としては、
「本当にあなたが解決できる問題ですか?」
となります。
「はい」なら、
コーチングできますが、
「いいえ」なら、
「解決できない」が答えです。
そこに気がつけば、
クライアントの問題ではなくなり、
悩みが消えます。
「はい」の場合は、
「どうやったら解決できると思いますか?」
という質問で、
引き出しの中のものを
引っ張り出してけばいいわけです。
この質問をすることで、
本来クライアントが問題と思っていることが、
実は、解決方法がない問題を
勝手に問題と思って悩んでいることがわかります。
クライアントが解決できない問題だと分かれば、
悩まなくてもよくなります。
私の場合は、
クライアントが悩んでいることの
解決方法を知っているので、
「ティーチング」で解決します。
なので、
「ティーチング」を使うことで、
クライアントが結果を出してくれるのです。
私の方法なら、
「引き出しに答えがない場合」も
解決できるので、
よりゴールへと近づくスピードが早くなります。
それが、
私のクライアントが結果を出してくれる理由であり、
クライアントが悩みを解決できる理由でもあります。
根本原因を解決できない理由
ほとんどのコーチが、
根本原因を解決できない理由は、
「クライアントの悩み」なのか、
「クライアント以外の悩み」なのか、
をしっかり切り分けられないからです。
しっかり切り分けられると、
クライアント以外の悩みなら、
セッションで扱う必要がありません。
先程の両親の問題のように、
クライアントがいくら悩んでも、
解決できないからです。
その場合は、あっという間に
セッションが終わってしまいますね。
そして次に
クライアントの問題だとしても、
クライアント自身が解決できるのか、
解決できないのかによって、
扱うか扱わないかを決めることができます。
クライアントの引き出しに
答えがない問題だとしたら、
なんちゃってコーチングでは
扱っても答えが出てきません。
余計にもやもやすると思います。
しっかりと根本原因を解決するには、
クライアントの話をしっかり聞き取り、
「何を解決すればいいのか」
を確認することです。
本当にクライアントが解決したい問題なのか、
そして、
本当にクライアントが解決できる問題なのか、
この両方が「はい」とならなければ、
「解決しない理由」を教えてあげるだけで
問題は解決するのです。
私は、このようなセッションを
無意識でやっていましたが、
今日のセッションで、
「あっ」という感じで、
この仕組みに、気づいてしまいました。
これだと、
本当の悩みだけを解決すればいいので、
コーチングがとても楽になります。
私のクライアントには、
「ティーチング」もできるように
セッションしていますが、
これなら、
コーチング経験がない人でも、
結果を出すことができます。
質問シートを作って、
質問していくだけで、
なんでも解決してしまいそうです。
引き出しの中に答えがないことまで解決しなくていい
私は、
「稼げるコーチ」を育成しているので、
「ティーチング」を使って解決しています。
しかし、
なんちゃってコーチングを学んだ人でも、
「引き出しの中に答えがない」ことを
気づかせるだけで、
クライアントの悩みが解決できます。
つまり、
「引き出しの中に答えがない場合」は
問題解決しなくてもいいということです。
それならば、
どんな問題でも
解決できるということになりますね。
「引き出しの中に答えがない」
ことは、
「あなたが解決できない」
ということであり、
「解決できない」
ということは、
「悩まなくてもいい」
ということが結論です。
悩まなくてもいいのであれば、
悩んでいる時間が無駄という
結論にもなります。
それならば、
いままで、コーチングがうまくいかない人に、
このスキルを教えることで、
かなりのことが解決できるはずです。
つまり、
稼げるようになるということにもなります。
悩んでいることが、
「解決しなくてもいい」と
気付けば、かなり楽になります。
それなら、
カウンセラーやセラピストの領域でも
使うことができますね。
あなたはコーチングで
しっかりと、線引ができていますか?
解決できることと
解決しなくていいことが
区別できていますか?
しっかりと
区別して、
コーチングしてみてください。
そうすれば、
きっとクライアントに感謝されますよ。
いかがでしょうか?
今日のセッションでの気付きは、
かなりガーンときました。
この方法なら、
「解決しなくてもいい」ということが
とてもわかりやすいからです。
「ちょっと横に置いといて」
とお願いしていましたが、
「解決しなくてもいい」
といえばいいだけなので、
かなり解決が早くなります。
ぜひ、
この方法を使ってみてくださいね。
株式会社マインドコーチ 代表取締役 安達慎一
集客やセールスが苦手な稼げないコーチの方向けに、コーチングビジネスの稼ぎ方を教えています。稼げないコーチを稼げるコーチに育成しています。