コーチングで脱サラして起業する方法
コーチングで脱サラして起業する方法
今日は
コーチングで脱サラして起業する方法
というテーマでお話します。
私のところに相談に来る人の多くは
「コーチングで稼ぎたい人」
です。
コーチングでなかなか稼げなかったり、
副業でしかコーチングを続けられなかったり、
起業しても儲からなかったり、
といった相談が多いです。
私のクライアントの多くは
コーチングで稼ぐことができるようになるので、
半分以上は、脱サラして
起業し、会社を作ります。
会社を作る理由はいろいろありますが、
対法人に対しては
法人にしておいたほうがいいことと
税制面で法人の方が優遇されているからです。
個人事業主のときは、
会社設立費用や
法人税のことを考えると、
「会社なんて」
と思っていましたが、
会社を作ると色々と
人の見る目が変わるので、
メリットのほうが多いです。
なので、
クライアントには、
年収600万円を超える辺りから
会社を作ることを進めています。
今日はそんな話です。
最初は会社なんて・・・
私も
コンサルタントをはじめた頃は、
「会社なんて」
と思っていました。
それまで、
20年ほど、ずっと個人事業主で
ビジネスをしてきたからです。
しかし、
はじめて法人の方が長期契約してくれたときに、
「安達くん、さっさと法人にしたほうがいいよ」
とアドバイスしてくれました。
その時は
会社を作る費用もかかるし、
法人税もいるし
と思い、
なかなか会社を作ることができませんでした。
それ以降も複数の経営者から
「会社を作ったほういいよ」
と言われたので、
1社目の株式会社エーゼットコンサルティング
を設立しました。
設立してから気がついたのですが、
私が法人格になると
法人の経営者から契約をもらえるようになったことです。
個人事業主のときは
法人の方から契約をいただくことは
ありませんでした。
なぜかというと
法人の経営者は
「真剣にビジネスをしているから」
です。
会社を設立するためには、
設立費用の他に
資本金も必要です。
資本金がいるということは、
最初にいくらかお金を用意しなければなりません。
このいくらかお金を用意することが
「真剣なこと」であり、
「覚悟がある」ということです。
私達のように
コーチ、コンサル、カウンセラー、セラピストは
形のない商品を扱っています。
形のない商品を扱っているので
「店舗を構える必要がない」
わけです。
そうすると
資本金無しでビジネスを始めることができます。
もちろん、
ビジネスは最初に大きなお金を使うことは
失敗した時のことを考えると
小さく始めることが基本です。
そういう意味では
形のない商品を扱っている以上、
仕入れもありません。
なので、
わざわざ、会社にしなくても
仕入れは発生しませんし、
銀行からお金をかりることも
あまりないでしょう。
そうすると
会社を設立する意味がないかもしれません。
しかし、
先程話したように
法人の経営者は、
覚悟があるので、
覚悟のある人にしか仕事を発注しないわけです。
個人事業主でやっているかぎり、
法人の経営者から見れば
「信用できない」
ということになります。
資本金も積まない、
会社も作らない、
そんなことで
本当にビジネスをしているかと
思われているわけです。
だから
私が会社を設立したときに
法人から契約がいただけるようになりました。
契約がいただけるメリットの他にも
あまり詳しくかけませんが、
税制面でもメリットがあります。
それだけ考えても、
会社を作る意味があるわけです。
そして、
コーチングをしている人で
会社にしていない人は
あまり儲かっていないということになります。
ある程度、売上が増えてくると
法人にしないと税金がどんどん高くなるからです。
だいたい年商1000万円を超えていくと
法人にしないと、難しいですね。
ということは、
法人にしていないコーチ、コンサルは
年商1000万円以下ということが
わかります。
儲かっている、儲かってないを判断するときに
法人かどうかは
とてもわかり易い判断材料になります。
起業して、脱サラする方法
私のクライアントは、
稼ぎ始めると、
安定してクライアントを取れるようになるので、
3ヶ月も売上が続けば、
「そろそろ会社をやめたいんですが・・・」
という相談になります。
なぜ、そうなるかというと
クライアントには最初の頃
「3ヶ月は連続で売上が続かないうちは
会社をやめないように」
と言っているからです。
なぜ、3ヶ月なのかというと
3ヶ月続けて契約が取れるということは
「安定した売れる仕組み」が
できあがっていることになるからです。
そして、
会社をやめてしまうと、
感情の面で
「お金が入ってこない恐怖」
があるからです。
なので、
会社を辞める前に
安定して売れる仕組みがないと
お金が入ってこない不安から
何も手につかなくなります。
それは
ビジネスをしているのに
とてもまずいことです。
お金が入ってこない恐怖を感じ始めると
「なんとか商品を売らないと」
という感情に変わり、
商品を売ることしか考えなくなります。
商品を売ることしか考えないようになると、
クライアントを助けることがそっちのけになり、
満足なサポートができなくなります。
そうすると
せっかくのリピーターを失っていくことになり、
どんどん新規のクライアントが
必要になっていきます。
新規のクライアントを獲得するには
信頼関係を作るところから
始めなければなりません。
コーチングビジネスの理想は、
継続して契約してくれるクライアントがいること
です。
すべてのセッション枠に
継続のクライアントがいれば、
新規のクライアントを
獲得する必要はありません。
コーチングビジネスがうまくいくには
リピーター戦略は非常に重要です。
もし、
お金が入ってこない恐怖が襲ってくると、
既存のクライアントのことに
集中できなくなります。
そうすると
継続契約にはならず、
リピートしてくれなくなります。
それでは
コーチングビジネスがうまくいきません。
なので、
私はそんなことにならないように
最低3ヶ月は契約を取り続けてくださいと
アドバイスするわけです。
商品単価30万円でもいいので
月に1人、3ヶ月取り続けていくと
安定してクライアントを
獲得することができていると
判断できます。
その頃になると
月に2人の契約が取れたりするので、
30万円の商品を
年間で12名買ってくれれば
30万円で生活できるなら
ほぼ、生活はできるはずです。
もちろん、
稼げるようになれば、
1年間でのべ12名ということはないので、
もっと売上があるということになります。
その状態になると
会社を辞める準備をしながら
会社を作る作業に入ります。
退職金や有給などを考えて
スムーズにビジネスが進めるように
アドバイスしていきます。
だから
私のクライアントは、
会社をやめてしまう人が多いのです。
中には
約束を守れず、
事後報告で
「会社をやめてきました」
という人もいますが、
会社をやめた分、
時間が空くのでビジネスに専念できるのは
いいことです。
クライアントを抱えながら
会社勤めをすることは
とても大変ですから、
本気の人しか成功できません。
なので、
クライアントが取れるようになれば
会社を辞める選択はありはありです。
ただ、
お金が入ってこない恐怖があるので、
会社を先に辞める場合でも
半年間は収入がなくても生活できるぐらいの
ストックがある方が成功しやすいです。
このように、
起業は誰でもできます。
しかし、
起業してしっかりと
稼げるようになるのかというと
それは全く別の話です。
私がいつも言っているように
稼げるコーチはほとんどいません。
稼げるようになるまでに時間が掛かるし、
その間、生活したり、
会社に行ったりしなければなりません。
時間もないし、お金もなくなります。
稼げるようになるまでの
時間とお金の体力がある人しか
成功できないわけです。
なので、
私はできるだけ短時間で
30万円を稼げるようになってもらい、
安心して生活できるようにしてから
月収100万円を目指してもらうわけです。
そうしないと
お金の不安から
最悪、なにもできなくなります。
そうなると
起業を続けていくことすら
できないわけです。
それでは
意味がありません。
失敗は
諦めない限り、失敗ではありません。
成功するまで諦めなかった人だけが
成功できるのです。
そのためには
お金と時間は必要です。
お金と時間が続いているうちに
生活できるまで行くことがとても重要なのです。
私のクライアントには
ゼロイチ状態はいち早く抜け出してもらい、
月収30万円を安定して稼ぐところまで
最速で行ってもらいます。
その後で、
月収100万円のステージに上ってもらい、
その先は、月収300万円、1000万円と
順番にステップアップしてもらうのです。
そのためには、
お金の心配なく生活できることが
とても大事です。
お金の心配がなくなれば
会社をやめて、ビジネスに専念できます。
専念できるようになれば
もっともっと困った人を助けることが
できるようになるのです。
多くの人を助けるためには
自分自身が困っていると
他人を助けることはできません。
自分が生活できないのに
コーチングなんてしているわけにはいかないのです。
なので、
ビジネスはまずは
「自分が豊かになること」
から始めなければならないのです。
自分が豊かになれば、はじめて
周りに豊かさを分け与えることが
できるようになります。
その順番を理解しなければ、
なかなかビジネスもうまくいかないのです。
そのためには、
まずはビジネスで生活費が困らないところまで
いかに短期間でいけるかが重要なのです。
毎月、毎月30万円が入ってくるとしたら、
既存のクライアントのセッションを
続けることができます。
もし、
あなたが生活に困り、
ビジネスを続けていけないとしたら
今まで信用してくれたクライアントにも
迷惑をかけるわけです。
ビジネスをはじめたら、
クライアントに迷惑をかけない責任も
発生するのです。
クライアントができるということは
もう自分だけのことではありません。
信用してクライアントになってくれた人も
大事にしていかなければならないのです。
なので、
ビジネスを始めてうまくいきだしたら
どんどん成長しなければなりません。
そのことも理解して、
安定した売上を保ちつつ、
ビジネスを続ける必要があります。
ビジネスをするのは
あなたが生活するだけではありません。
あなたのクライアントも
理想の未来に連れていかなければなりません。
3ヶ月で連れて行かなくても
半年、1年かかったとしても、
信用してくれたクライアントは
とても大事な仲間です。
そのことを理解して
しっかりとビジネスを継続できるように
してくださいね。
いかがでしょうか?
私のクライアントは
起業して、脱サラして、会社を作るところまで
連れて行きます。
それが、
ビジネスを安定させることであり、
責任を持って
クライアントを幸せにすることだからです。
そのためには、
私もどんどん成長する必要があります。
ぜひ、
あなたもしっかりビジネスを安定させて
ずっとビジネスが続けられるように
仕組みを作ってくださいね。
株式会社マインドコーチ 代表取締役 安達慎一
集客やセールスが苦手な稼げないコーチの方向けに、コーチングビジネスの稼ぎ方を教えています。稼げないコーチを稼げるコーチに育成しています。