物事の表と裏を知る
物事の表と裏を知る
今日は、
物事の表と裏を知る
というテーマでお話します。
どんな物事にも
表と裏があります。
あなたが
「とてもいい」と思っても
誰かは必ず
「絶対に嫌」と思うのです。
例えば、
原子力発電所。
ほとんどの人は
「反対」しますが、
一部の人が
「賛成」するので、
なくなりませんよね。
このように、
自分がいいと思っても
反対に「いや」と思う人がいるわけです。
この表と裏があるということを
知っておかないと
コーチングセッションは、うまくいきません。
今日はそんな話をしてきます。
正解は、ない
まずは、物事を見るときに
「正解は、ない」
ということです。
もちろん、
原理原則では正解はあります。
1+1=2
ですし、
ものは重力に引っ張られて
地球上では上から下に落ちます。
これは、
原理原則での正解です。
しかし、
感情には
「正解」はありません。
あなたが
お寿司を食べて
「美味しい」と思うものもあれば
「まずい」と思うものもあります。
しかし、
人によっては
あなたが「美味しい」と思ったものを
「まずい」といい、
あなたが「まずい」と思ったものを
「美味しい」と答える人もいるわけです。
このことを理解しておかないと
相手が受け入れる体制になっていないときに
「価値観」の押しつけになってしまいます。
相手の行動が気になったときに
悪いところを指摘したとします。
相手が
「直したい」と思っていたら
素直に聞くと思いますが、
相手が
「別になんとも思っていない」
としたら
聞く耳をもたないでしょう。
このように、
コーチングでは
相手が直したいと思っている状態でなければ、
いくらコーチングをしても
「意味がない」わけです。
体験セッションにやってきて、
「何かを直したい」
と思っている見込み客がいるとします。
よくあるのが
「口では直したい」
といっているけれど、
感情では
「直したくない」
と思っているときです。
ビジネスコーチングでは
そんなことばかりです。
私のところに来る稼げないコーチは
「稼ぎたい」といいますが、
「嫌なことをしないといけない」
と気がつくと諦めるわけです。
稼ぎたいと言いながら
「できないこと」や
「難しいこと」がでてくると
やりたくなくなるわけです。
物事に表裏があることを知っていれば
それはそれで、
「そんなこともあるよね」
で終わりです。
しかし、
コーチ側の価値観が正しいと思っていると
「やりたくないこと」
でも価値観を押し付けていくわけです。
ほとんどのコーチングスクールでは
「ティーチング禁止」なので、
なんとか引き出しから答えを引っ張り出そうと
必死になります。
しかし、
本人は
「やりたくないことをしてまで成功したくない」
ので、
まったくセッションにはならないわけです。
責任感があるコーチや
罪悪感が強いコーチは
「なぜ、行動してくれないのか」
と自分自身を責めたりします。
そうなってくると
コーチ自身も
前に進めなくなるわけです。
物事に
表と裏があることに気がついていないと
結果が出ないのは自分のせいだ
と責め続け、
稼げなくなるコーチもいます。
ビジネスとしてのコーチングとは
何なのか、
しっかりと理解しておく必要があるのです。
ビジネスとしてのコーチング
では、
ビジネスとしてのコーチングとは
どういうものでしょうか?
ビジネスとしてコーチングを捉えた場合、
しっかりと利益を出す
ということが大前提です。
例えば、
会場代、お茶代、交通費など、
経費で5000円以上かかる場合、
5000円以下のセッションフィーは
ありえません。
毎回毎回持ち出しで
セッションをしたところで、
ビジネスとしてのコーチングは
なりたっていないからです。
クライアントから見れば、
「5000円も払っているのに」
と思っているかもしれません。
しかし、
コーチ側から見れば
「全部経費で消えている」
となるわけです。
この場合だと、
「セッションフィーは5000円、
別途交通費と会場代は
実費でいただきますがいいですか?」
と確認を取る必要があります。
そうしないと、
どこまでがセッションフィーで
どこからが経費なのか
クライアントには、わかりません。
コーチングが自己投資だと考えている人は
大丈夫ですが、
お金を払うと思っている人は、
「5000円も払っているのに」
となりやすいです。
5000円「も」払っているのに
と考える人には
コーチングをしても効果がないので、
お金のことを学んでいない人は、
セッションでも注意してください。
そのような人がクライアントになると、
コーチ自体が罪悪感を感じ、
いいセッションができません。
しっかりと
ビジネスとしてのコーチングを意識して
進めてくださいね。
セッションでの表と裏
セッションでも
表と裏はとても重要です。
なぜなら、
コーチングは表と裏を使うと
必ずうまくいくからです。
どういうふうに
表と裏を使うのかというと
こんな感じです。
例えば
見込み客
「コーチングで稼げないんですけど
どうしたらいいでしょうか?」
私
「なぜ、稼げないと思うのですか?」
見込み客
「集客がうまく行かないから
稼げないと思います」
私
「では、なぜ集客がうまくいかないと
思いますか?」
見込み客
「ネットが使えないので
うまくいかないと思います」
私
「ネットが使えたら
うまくいきそうですか?」
見込み客
「うまくいきそうです」
私は
「では、私がネットを使って
集客の方法を教えますよ」
見込み客
「是非お願いします」
となれば、
契約ということです。
このとき、最後に
「お金がないのでお願いできません」
という答えが帰ってきたとしましょう。
この時、どういう事が起こっているかというと
「稼ぎたい」<「お金がなくなる」
という感情なわけです。
表では稼ぎたいと言っておきながら
「お金がなくなるのも嫌」
というわけです。
本当は稼げるようになる情報と
お金を物々交換するだけの話なのに、
お金のほうが大事だと思っているので、
お金がなくなる方が嫌だと思うわけです。
自己投資は、
情報にお金を払って知識を仕入れ
その知識を使って
もっとお金を増やすことに
使うわけです。
しかし、
自己投資の概念がわかっていないと
情報にお金を払ったら
お金がなくなる
と思い込んでいるので、
「お金がない」
という言い訳をします。
自己投資するのは
情報を手に入れるのと、
他に「時間を短縮できる」ということが
かなり大きいです。
自己投資を使えない人は、
情報も手に入らないし、
もっと大事な時間を無駄に使っていることに
気が付きません。
情報はネットを探せば
いくらでも手に入りますが、
「情報を探す時間」
「情報を実践する時間」
「結果が出るまでの時間」
をかなり無駄に使います。
私のクライアントだと
6ヶ月もあれば、
月収100万円を稼げるようになるのに、
100万円を投資しないがばかりに、
半年たっても
1年経っても稼げないコーチを
続けるわけです。
100万円なんて、
投資に使っても
別のものに使って
結局なくなるわけです。
だったら、
自分に投資して
自分が100万円を稼げるようになったほうが
いいのですが、
この最初の100万円が
「なくなる」と思いこんでいるので
投資すらできません。
コーチングセッションを受けること自体が
投資なので、
自分が投資できないのに
投資してくれる人が現れるはずがないのです。
自分が投資する人を見つけられないから、
自分に投資する人が現れない
ということには気が付きません。
なので、
「コーチングでどうやったら稼げるようになるんですか?」
という質問につながっていくわけです。
「自分がどんな人に投資したいですか?」
という質問の答が
「コーチングで稼げるようになる」
ということです。
自分が投資しないのに
コーチングで稼げるようになることは
かなり難しいわけです。
表と裏の概念がわからないと
表だけを手に入れようとします。
それでは
欲しいものが手に入りません。
欲しいもののほとんどは
お金で手に入ります。
お金が物々交換のツールだということに
気が付かないと、
稼げるようにはならないのです。
セッションでお金がなくなると感じる人
お金がなくなると感じる人は、
ビジネスで稼ぐことができません。
相手がお金がなくなると感じると
思ってしまうからです。
だから、
高いセッションフィーが悪いことだと思うし、
スキル不足だからといって
お金を受け取ることもできません。
高いお金を受け取れないと
ビジネス自体が回らないので
結果的に食べていけない
ということになります。
食べていけない理由を作っているのが
「お金がないと感じることだ」
ということに
気が付かなければならないのです。
お金がなくなると感じる人は
私のコーチングを受けません。
しかし、
お金がなくなると感じる人が
お金を受け取ることが果たしてできるでしょうか?
お金がなくなると思い込んでいるから
セッションを受けることができません。
私のセッションは
返金保証がついているので、
お金は一旦払いますが、
自己投資としてスキルを身に着けて
自分で回収するか、
それとも
スキルが身につかなければ、
お金が返ってくるか
そのどちらかです。
お金に対するリスクは
まったくないわけです。
つまり、
お金はなくならないのです。
この仕組みをなぜ導入しているかというと
稼げないコーチは、
「お金がなくなる恐怖」が
あるからです。
まずは、
お金がなくなる恐怖から
外していかなければ
稼げるようにはならないからです。
自分自身が
お金がなくなる恐怖を持っていると
見込み客も同じように考えていると
思ってしまいます。
相手が
お金がなくなったら悪いと
感じてしまうのです。
それだと、
コーチングで稼ぐことができないわけです。
コーチングで稼ぐことは
悪いことではありません。
セッションの対価として
お金をいただき、
相手を成長させることで
成長という価値を相手が受け取るわけです。
セッションは自己投資なので、
受け取った価値をどうするのかは
相手次第なのです。
結果が出なくても
あなたがすべてを背負う必要がありません。
お金がなくなるわけではなく
あなたに自己投資してくれただけなのです。
これは
お金の考え方を勉強してきていない日本人のほとんどが
間違っている考え方なので、
正しいお金の考え方を教えていくことも
私はしています。
そうしなければ
稼ぐことができないからです。
なぜ、
コーチングで稼ぐことができないのかという答えも
お金の考え方を知らないから
という理由もあります。
お金に対しての考え方も
理解できなければ、
なかなか稼げるようにはならないのです。
今回は
物事の表と裏の話から
お金の話をしました。
ぜひ、
参考にしてビジネスをうまく回してくださいね。
いかがでしょうか?
物事には
必ず表と裏があります。
この表と裏を知らないと
なかなかうまく物事が進まないのです。
そのことを理解して
しっかりとビジネスを組み立ててくださいね。
株式会社マインドコーチ 代表取締役 安達慎一
集客やセールスが苦手な稼げないコーチの方向けに、コーチングビジネスの稼ぎ方を教えています。稼げないコーチを稼げるコーチに育成しています。